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就活対策に「ビジネスホテルでのアルバイト」が最適だと確信をもって言える理由

もともと上がり症で人見知りの私は、学生時代は初対面の、特に自分より年次が上の人と話すのが本当に苦手でした。そのため就職活動の面接ではうまく話せず、企業の一次面接では50回以上落ちました。

原因は他にも色々とあると思いますが、こんなにも落ち続けた一番の原因は、「緊張しすぎて、面接担当の方と落ち着いて話せなかったこと」だと思っています。(文:ユズモト)

「社会人慣れ」で転職後の面接成功率100%に

(イラスト:ユズモト)

(イラスト:ユズモト)

しかし、ビジネスホテルに就職して接客の仕事を続けていくうちに「人と話すこと」が苦手でなくなり、むしろ得意なほどになりました。その結果、ホテルを退職し転職活動をした際には、4社を受験し4社とも内定をいただくことができたのです。

その時、ホテルでの勤務経験がなければ、こんなにスムーズに転職できなかっただろうと思うと同時に、「就活のときにこんな風に堂々とできていれば、どんなに良かったか…」とふと考えてしまったのでした。

そんな自分の経験から、就活を迎える前の学生さんや、ゆくゆくは定職に就こうと考えているフリーターさんに、面接対策としてビジネスホテルのフロントでアルバイトをしてみることを私はぜひお勧めしたいです。それには次のような理由があります。

1つめは、ホテルで働くと「社会人慣れ」をすることができるから。同年代の人とならすぐに打ち解けられるけど、年の離れた社会人の方とは何を話せば良いか分からない…。そういう就活生の方って、多いのではないでしょうか。

その点、お客様の大半がサラリーマンであるビジネスホテルは、社会人慣れするにはうってつけの場所だと思うのです。さらに、お客様の職業は製薬会社やハウスメーカー、食品メーカー、ITなど様々なので、色々な業界の裏話を聞けることもあります。

「クレーム対応」で圧迫面接も怖くない

2つめは、「きちんとした言葉遣いとマナーが身に付く」から。ホテルで働いていると、勤務中は基本的にずっと敬語で話すことになるので、きちんとした言葉遣いでスムーズに話すことができるようになります。

敬語で話をすることに慣れていないと、「ちゃんと話せているかな」と気になって、伝えたいことをうまく言葉にできないという事態にもなりかねません。そのため、面接で緊張しないためには、敬語・マナースキルは必須だと思うのです。

3つめは、「クレーム対応」に慣れると圧迫面接も怖くなくなるから。以前も何度か書いているように、ビジネスホテルにはモンスタークレーマーも来ます。クレーマーの投げかけてくる否定的な言葉は、圧迫面接で投げかけられる言葉と似ています。

そのため、圧迫面接で何を言われようと傷つくことなく、冷静に受け答えをすることができるようになるのです。

「あそこで働いてたんだ」と会話のネタにも困らない

そして、ビジネスホテルならではの特権。出張の多い会社の面接とかだと、面接担当の方に「へえ、あそこで働いてたんだ」「あ、そこの系列よく泊まるよー!」などと言っていただけるので、会話のネタにも困りません。

このように、ビジネスホテルでアルバイトをすることは、就活対策としても、とても有益なことが多いのではないかな、と私は思っています。

……何だかビジネスホテルの「ステマ」のようになってしまいましたが、この記事を読んで下さっている方で、近くにビジネスホテルのアルバイト先がある学生さんなどがいれば、一度検討してみて下さいね。

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