男性の3割が「洋服は服が擦り切れるまで着る」と回答 1か月あたりの平均購入額は3000円
カルチュアコンビニエンスクラブは6月13日、ファッションに関する調査結果を発表した。服を買い替えるタイミングとして、男性の約3割が「擦り切れるまで使う」と回答していることがわかった。
調査は、今年5月11日~15日の間、全国のT会員の18~69歳の男女を対象に実施。1600人から回答を得た。
洋服の購入頻度は男女ともに「2~3か月に1回」が多い
「普段よく洋服を買う場所」を聞くと、男女ともに1位は「ショッピングセンター・ショッピングモール」(64.1%)だった。駐車場があり車で行けるほか、買い物と同時に食事が摂れるといった理由が考えられそうだ。2位以降には「ネットショップ」(38.8%)、「アウトレット」(30.6%)、「百貨店」(21.5%)が続いた。
購入頻度を聞くと、1位が「2~3か月に1回」(34.4%)。およそ3割の人が季節ごとに服を買っている。2位は「半年に1回」(21.0%)、3位が「月に1回」(17.6%)だった。1か月あたりの購入金額を見ると、男性では「3000円未満」(30.9%)が最多。女性では「5000円~10000円未満」(28.2%)が多かった。
「洋服を買って手放すまでの期間」を聞くと、男性は「擦り切れるまで」(30.4%)、女性は「2~3年程度」(28.5%)が最も多く、男女間で着られない洋服や洋服を捨てることへの考え方の違いが浮彫りとなった。全体回答では、「2~3年程度」が24.3%と最も多かった。
男性はこだわり重視 女性は効率的に買い物する傾向
買い物に対する考え方の違いを聞くと、男性では「自分に必要なものだけを買う」(54.9%)が最多。一方女性では「流行の商品でも自分の趣味に合わなければ買わない」(63.6%)が多かった。男性は買い物に対するこだわりを示す一方で、女性は効率的な買い物をする傾向がある。
女性については、「買い物は楽しい」「買い物をするとストレス発散になる」という回答もあり、買い物という行為自体を楽しむ様子もうかがえた。