「嫉妬」を職場のエネルギーにする方法 負けの原因は「努力の差」と考えさせることが大事

人間関係のあるところに、嫉妬はつきものです。嫉妬とは、愛したり執着したりする対象が別の存在に心を寄せることを怖れ、その存在をねたんだり憎んだりする感情です。職場においては、そこでパワーのある人が関心を持つ人が嫉妬の対象になります。

パワーのある人とは、トップダウン的な風土の専制的な会社では経営者や現場リーダー、上司などになりますし、ボトムアップ的な風土の民主的な会社では一般社員の多くから支持を得ることが嫉妬されることにつながります。

必ず何らかの評価がなされる職場には、嫉妬を促進する契機がたくさんあります。嫉妬の発生は免れないわけですが、そうであれば組織のリーダーは、この感情をうまく使えないものかと思います。さて、どのように扱えば、自分たちの職場を働きやすくする後押しとなるでしょうか。(文:人材研究所代表・曽和利光)

「偽のストーリー」が足の引っ張り合いを生む