「お局様」が後輩たちに誕生日プレゼント強要… でも、どうしても渡したくない!
Q&Aサイトの発言小町に、こんな相談が寄せられていました。相談者のえれなさんは、専門職として働く会社員。職場では「お世話になっている感謝の気持ち」として、お局様に誕生日プレゼントを渡すことが暗黙の了解となっています。
彼女は誕生日のひと月ほど前から、「今年もプレゼント楽しみだなー」といった雰囲気を出してきて、後輩が雑誌を見せながら「こんなのどうですか?」と意見を聞くと、「もっと大人っぽいのをちょうだい」などと注文まで付けてくるのだそうです。
回答者からは「ジャイアンじゃん」と批判の声
しかも彼女は、貰うだけで絶対お返しはしないそう。相談者さんは入社してから2年間、プレゼントを渡し続けてきましたが、部署も違うし、あまりいい態度で接してもらえていないので、「プレゼントを渡したくない!」と思うようになりました。
相談すべき上司も、一緒になってプレゼントを渡している始末なので頼りになりません。相談者さんは実務経験を積んだら会社を辞めるつもりなので、「それまでは波風を立てないように渡し続けた方がいいのか…」とも考えますが、割り切れません。
「渡したくないのです。よい回避法はないのでしょうか?」
この相談に対して、「そんな職場信じられない、パワハラじゃないの?」と驚く意見が多く寄せられていました。
「ジャイアンじゃん。強要じゃないのよ、ねぇ」(素肌のももさん)
「強力なコネがあるとか、社長の愛人とか娘とか、みんなが気を使う理由はあるんでしょうか? 理由があってのことじゃないのなら、匿名で社長なり、人事のパワハラ担当とかに直訴したほうがいいと思う」(平家カニ代さん)
勇気を出して「忘れたふりをして渡さない、というのはどうでしょうか?」(ゆーぱんさん)というアドバイスもありました。それでもし露骨に嫌がらせをしてくるようだったら、その事実を添えてパワハラで上司や社長に訴えてはどうか、という提案です。
「職場に同じような人がいた」と告発飛び出す
こんなマンガのようなお局様、いまどき本当にいるのかと不思議ですが、回答者のまーちゃんからは「職場に同じような人がいた」という告発が飛び出しました。
毎年誕生日の前になると、さりげなくファッション誌を見て、「この化粧品がいい」とか「ここのチョコ食べてみたい」とか言ってくる人がいたそうです。
まーちゃんも毎年ハイハイとプレゼントを渡していましたが、ある年、渡すのを止めたそうです。なぜなら、自分が結婚退職することが決まったから。その年の先輩の誕生日には、プレゼントは渡さずにこう伝えたそうです。
「結婚が決まり、色々費用がかさみ申し訳ありません。ぜひ披露宴のご出席をお願いします」
それから退職までの3か月間、先輩からはかなり強く当たられたそうです。それでもまーちゃんは「スッキリ感が強かった」と回想しています。相談者さんもいつか退職するときにリベンジする機会がありそうですが、そう考えたらその日までちょっとガマンできるのかもしれません。(ライター:Makiko.N)
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