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「血小板成分献血に協力を」赤十字が呼びかけ システムトラブルの影響で不足する可能性

日本赤十字社が3月28日、システムトラブルの影響で血小板が不足しているとして、ツイッターなどを通して献血を呼びかけた。日赤では27日の9時20分から14時10分頃までの約7時間、「血液事業情報システム」にログインできなくなり、多くの会場で献血が受け入れられなくなった。

血小板成分献血は献血ルームで受付 都内では渋谷、有楽町、立川など

画像は日赤公式ツイッターのキャプチャ

画像は日赤公式ツイッターのキャプチャ

有効期間が21日間の赤血球に関しては、すべての血液型で3日間分の使用量を超える量を確保できているが、有効期間が4日間と短い血小板成分献血は、29日以降不足する可能性がある。

血小板は止血作用を持つ血液中の成分。血小板の減少または機能低下による出血などがある場合、献血から作られた製剤が使われる。血漿製剤や赤血球製剤が採血後21日間使用できるのに対し、血小板製剤は4日間と保存可能期間が短い。

血小板成分献血は献血ルームで受け付けており、献血バスではできない。献血ルームは各都道府県にあり、都内では新宿、渋谷、有楽町、立川などに設置されている。血小板成分献血には少なくとも90分以上かかるため、日本赤十字社では、来所予定の各献血ルームにあらかじめ所要時間を確認するよう求めている。

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