おぎやはぎ・矢作「ロケ中にカメラの前を横切るのは老害」で物議 警察庁は「撮影者が交通の規制を行うことはできません」と回答 | キャリコネニュース
おかげさまで9周年 メルマガ読者数
65万人以上!

おぎやはぎ・矢作「ロケ中にカメラの前を横切るのは老害」で物議 警察庁は「撮影者が交通の規制を行うことはできません」と回答

おぎやはぎの矢作兼さんが3月22日、ラジオ番組「おぎやはぎのメガネびいき」(TBSラジオ)で、テレビ番組のロケ中にカメラの前を横切る男性を「老害」と批判し、物議を醸している。

「ロケをしていていつも思うんだけど、カメラいて、タレントいて、ちょっと道を塞いじゃう時があるわけ。(中略)『なんで俺がお前たちのために違うルートを通らないといけないんだ』という顔と姿勢で横切るおじさんて必ずいるの」

矢作さんは続けて、「俺だったら映画の撮影してたら通らないよ。普通、どんなに急いでたって」と自分だったら横切ったりしないと話し、配慮をしない男性は「老害ってやつだろう」と指摘した。

「カメラ回してりゃそれが優先されると思い込んでる思い上がりっぷり」

ロケ撮影、突っ切ってもいい?

ロケ撮影、突っ切ってもいい?

矢作さんがわざわざカメラの前を横切る中年男性を迷惑に思うのも無理はない。ロケがどんなに邪魔だとしても、あえて撮影を妨害するのは大人げない気もする。しかしテレビの撮影の方こそ邪魔だと感じている人は少なくない。

この発言に対して、ネットでは、「何様だ」という批判の声が上がった。公共工事等ならわかるが、テレビ番組の撮影のために、なぜわざわざ迂回しないといけないのか、というのだ。

「人様の公道の往来邪魔する権利がテレビにはあるんか。邪魔なのはお前らだろ」
「カメラ回してりゃそれが優先されると思い込んでる思い上がりっぷり。まさに老害やんか」

ヤフー!知恵袋にも、なぜ撮影のために、一般の人が通行止めになるのかという疑問がいくつも投稿されている。ある投稿者は、いつも使っている道が撮影で通行止めになり、急いでいるにも関わらず「今来た道を戻って、一つ目の角を曲がって迂回して!」とスタッフに言われた。

結局10分ほどロスして、会議に遅刻してしまったといい、「朝の通勤通学の時間帯に、大通りを通行止めにして撮影するなんて、非常識だと思いませんか?」と怒りを露わにした。

「道路を通行中の一般の方に対して協力を依頼することは考えられます」

テレビ番組や映画の撮影を行う場合には、道路の使用許可を取らなければならない。しかし、使用許可を取ったとしても交通の規制を行うことはできないようだ。キャリコネニュースが警察庁に問い合わせたところ、

「撮影者の方が法令に基づく交通の規制を行うことはできません」
「道路を通行中の一般の方に対して協力を依頼することは考えられます」

という回答が返ってきた。一般の歩行者に迂回する義務はないということだろう。

【PR】注目情報

関連記事

次世代バナー
次世代バナー

人気記事ランキング

  1. 子猫が海に投げ捨てられた!? 砂浜でビニール袋に入った3匹を拾い、保護した釣り人YouTuberに話を聞いた
  2. 石井竜也が「あたし、おかあさんだから」を酷評 「プロの作る歌詞じゃない」
  3. コロナ感染したバド桃田選手への「自覚が足りない」という批判に元アスリートが感じたこと
  4. 日大、学生に「大学のイメージ下げる行動は慎んで」と通達 現役学生は「イメージ下げているのは大学。むしろ学生に謝罪して」と憤慨
  5. ヤマザキ「春のパンまつり」で点数シールの盗難が問題に 小売店は困惑「商品の袋が破けていることもある」
  6. 首都大、2020年4月から「都立大」の名称復活 「教育研究成果を都政へ還元」「東京都が設置したことを明確化」
  7. 「介護は人間がやるべき」と思っている人が半数以上 「ロボットから愛を感じることができますか?」という声も
  8. 学校で何年生からセックスや避妊について教えるべき? 高校生の性交経験率は約3割、「きちんとした情報を知らないとリスク高い」
  9. 通勤電車内での時間「有効利用」の人ほど収入に満足? 立っている時の過ごし方、20代はSNS、60代以上は「何もしない」
  10. 徳利の謎マナー、業界団体は「積極的に広めなくて良い」 「注ぎ口を使わないほうが良い」ネットで拡散

アーカイブ