博士号あれば受験可に 和歌山県の高校教員採用試験で今年から「待遇は22歳新規学卒者と同じにはならない」

和歌山県教育委員会は、今年度実施する公立高校の教員採用試験から、関連分野の博士号を持っていれば、教員免許が無くても受験できるよう制度を変更した。和歌山県では2015年度実施の教員採用試験から、理科、数学、工業、農業の4教科に限って同様の特別選考を実施していたが、選考対象を文系にも広げた形だ。

博士号取得者を対象にした教員採用試験は、静岡県や長野県などでも行われているが、いずれも文系は対象外になっている。和歌山県教育委員会の担当者は制度変更の狙いについて

「高校の指導で高い専門性が必要なのは、文系でも同じこと。文系にも博士号取得者に来てもらうことで、県内の指導者の専門性を高めていきたい」

と明かす。

専門性を活かし活躍期待 実習経験の不足は現任校のケアでカバー