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ライフネット生命、複業が条件の「パラレルイノベーター採用」実施 週3・4日勤務で別の仕事との両立支援

ライフネット生命は5月18日、採用後の複業を前提とする「パラレルイノベーター採用」を始めると発表した。採用者は、同社での週3~4日勤務と、社外での取り組みを平行して行うことができる。

同社が実施している「定期育成採用」の一貫として実施する。既存の制度も新制度と同様、入社時30歳未満の人なら誰でも応募できるが、雇用形態は正社員のみで、入社時期も4月か9月に限られていた。新しい採用制度では、正社員以外の雇用や入社時期の調整が可能だ。

社内では複業解禁済み 「週3勤務しながら自分の会社を経営する人」も

画像は同社ホームページのキャプチャ

画像は同社ホームページのキャプチャ

選考の第一段階で提出する課題では、採用後に複業で行う挑戦を4つの視点から説明する必要がある。「どんな挑戦をするか」「挑戦によって世界がどう変わるか」「挑戦に必要な人・物・金・情報・時間は何か」「挑戦を通じてどんな成長をするか」について、できるだけ具体的な記載が求められる。文章、写真、動画など表現方法は問わない。課題選考通過後は面接などを経て合否が決まる。

同社は2010年から、正社員・契約社員を対象に事前申請制で複業を認めてきた。複業を「社外での挑戦と成長の機会」と位置づけ、社外での経験や得たスキル・ノウハウを活かし、社内でのさらなる活躍を期待しているためだ。

実際に、週3日同社で勤務しながら自身の会社を経営する部門長、週5日同社で働きつつ、一般社団法人でコンサルティング業務を行う社員等がいるという。複業経験者同士の情報交換など、複業での学びを本業に活かす動きも生まれ始めているそうだ。

今回のパラレルイノベーター採用の実施について同社は、「多様な志向性・経験を持つ方を採用したいと考えています」と述べている。応募は随時受け付けるという。

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