アラサー女子が転職で譲れなかった条件1位「正社員であること」、2位「土・日・祝日が休みであること」
宝島社が8月7日に発売した『steady.』9月号で、転職に関する調査結果を発表した。働くアラサー女子1000人を対象に実施し、回答を得た。
「転職を考えたことはあるか」を聞くと、「ある」と答えた人は76.5%だった。そのうち、54.2%の人が「実際に転職をしたことがある」と答えた。転職経験者に今まで何回転職したか聞いた所、平均は2.4回だった。
受けた会社の平均は4.2社、内定が出たのは平均2.8社
転職経験者に、何を利用して転職活動したかを聞くと、最も多かったのが「転職サイト」(34%)。次いで「ハローワーク」(26%)、「企業公式募集」(19%)「人材紹介(エージェント)」(16%)と続く。自宅で気軽に転職の情報収集ができ、無料で登録できる転職サイトが一番人気だった。
どれぐらい勤めて転職したか聞くと、「2~5年未満」(42%)が最多で、以降、「2年未満」(37%)、「5年以上」(21%)と続く。
内定までの活動期間については、「1~3か月未満」(39%)、「1か月未満」(25%)が多かった。約6割の人が、短期決戦で就職活動をしているようだ。次いで、「3~6か月未満」(21%)、「6か月以上」(15%)という結果だった。
転職で譲れなかった条件、または転職の決め手を聞くと、1位「正社員であること」(36%)、2位「土・日・祝日が休みであること」(28%)、3位「収入が増えること」(19%)だった。正社員を条件として挙げる人が最も多く、安定した雇用を求めていることがうかがえる。
受けた会社の数は平均4.2社で内定が出た会社は平均2.8社だった。新卒の就職活動と違い、転職する際は、ターゲットを絞って受ける傾向があるようだ。転職活動時に、主に誰に相談したかを聞くと、1位「友人」(36%)、2位「恋人、夫」(29%)、3位「母」(22%)だった。