人間関係をすぐ切ってしまう人の特徴 「一気に深く仲良くなり過ぎる」「距離感が近過ぎる」「グレーの関係でいられない」
人付き合いが苦手で、友人ができても何かあるとすぐに疲れたり嫌になったりして関係を切ってしまう人がいる。「ストレスがなくなってよかった」と思えるならまだいいが、中には後々寂しくなって、関係を切ったことを後悔してしまう人もいるようだ。
先日のガールズちゃんねるでも「人間関係をすぐ切ってしまうのをなおしたい」と訴える女性の投稿が話題になっていた。
「何事も言われたこと、されたことを過剰にとらえて悩み、ストレスを抱えやすいタイプ」と自分を分析するこの女性。たとえば友人から嫌な思いをさせられた時はイライラし、「もう嫌い!私のこと何だと思ってるの!?」と関係を切ってしまうが、半年経つと「楽しいこともあったし心も開けていたのに」と後悔するのだという。(文:みゆくらけん)
「28歳、友達0 。嫌なものは嫌と感情的になるけど友達いないのは寂しくなる」
この投稿には「私も同じ」という共感の声がチラホラ上がっており、「私も人間関係リセット癖があるから友達ゼロ」というコメントを筆頭に。
「不快な思いをしたらすぐ切っちゃう…自分にマイナスになる人とは関わらない。でもそのせいで友達は少ない」
「同じ。28歳、友達0 。嫌なものは嫌と感情的になるけど友達いないのは寂しくなる」
などという書き込みが。共通するのは「勢いで切ってしまうものの、友達がいない自分が嫌になる」というものだ。
「人付き合いはしんどいもの」という認識が必要以上に広まっているようにも思われる今、「ストレスになるだけだから友人はいらない」という極論の声もよく耳にする。
筆者もそこまで極端ではないが、昔は「100%近く信頼できる人じゃないと友人の意味が無い」とこっそり思っていた。しかしその調子で生きていたら、まあしんどいこと!しかも信頼の基準を「いかに本音で話せるか」に設定していたため、互いに傷つけ合う展開になることも多々あった。
「程々の距離感あるくらいが楽」「白か黒かでスッパリ切らないで」
30代に入ってからようやく「本音にそこまでこだわる必要なし」と気づいたが、人間関係には「ほどほど」という緩さ具合が大事なのかもしれない。そのことを知っているであろう人たちからは、
「主さん(投稿者女性のこと)、人付き合い深すぎるんじゃないかな」
「一気に深く仲良くなり過ぎなんでは?」
「主さんの距離感が近すぎるのかな? 程々の距離感あるくらいが楽」
「白か黒かでスッパリ切らないで、グレーのままの関係でもいいじゃない」
などという声が上がっていた。そして、すぐに関係を切ってしまう展開になる要因に「相手に過剰に期待してしまう」という癖があるのではないかという意見もあったが、確かに一理ありそうだ。また、コメントの中には良好な人間関係を築くためのアドバイスとして
「大事なのは軽く付き合う事となんでも笑い飛ばす事」
との声も。それぐらいライトな気持ちで人と関わっていくのも”人間関係リセット癖”のある人には有効かもしれない。