夫が「仕事やめたい」と言ってきたら?の問いに「会社やめるより、病むほうがこわい」の声多数 | キャリコネニュース
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夫が「仕事やめたい」と言ってきたら?の問いに「会社やめるより、病むほうがこわい」の声多数

夫が暗い顔をして「仕事をやめたい」と言ってきた時、妻はどう対応するべきなのだろうか。先に結論を出してしまうと、これはもう正解はないとしかいいようがない。夫のタイプや状況によりベストな選択は変わってくるからだ。共働きなのか、貯蓄はどの程度あるのか、子どもの有無、そして実際どの程度夫が追い込まれているのかを考慮し、慎重に答えを出さなければならない。

先日のガールズちゃんねるでは、夫が「仕事をやめたい」と言ってきて対応に困っているという20代女性の投稿が話題になっていた。共働き、結婚2年目で子どもはなし。朝になると「行きたくない」と言い、帰宅しても暗い様子の夫から伝えられているのは「仕事になると言葉を選んでしまい、上手く喋れなくなる」というもの。(文:みゆくらけん)

「今までも仕事が3年続いた事がない」というけど……

つらい

つらい

わりと深刻そうな状況だが、「私の職場も人手不足で残業も多い。旦那は帰宅も遅く平日の家事は全て私が担当しているため『私もきついのに』と思ってしまい、話を聞くのもストレス」だという女性。

この投稿に対し最初に殺到していたのは、夫が”うつ”になっているのではないかと心配する声。「無理をさせない方が良い」という意見が集まっていたが、追加情報で「今までも仕事が3年続いた事がない」ということがわかると反応は一変、「お子さんがいないようなので離婚もありじゃないですか?」という声を筆頭に、

「そんな旦那いやだな。 責任感がない」
「私なら別れるわ。ごめん」

などという夫非難のコメントが集まっていた。どうしたって転職頻度があまりに高い人は逃げ癖があると認識されてしまう。辛い現状に立ち向かって改善していく努力が一向に見受けられない場合、妻としては「またか」と落胆するばかりだ。

「お金はやりくりすればいいけど、うつで引きこもり無収入よりまし」

ただ、今回のケースには当てはまらないかもしれないが、転職癖もなくずっと真面目に働いてきた人の「やめたい」の言葉の重みは相当だ。よほど深刻に悩んだ上での言葉だろうし、その背景にチラつくのはやはり”うつ”の一歩手前なのではないかということだ。その場合、まずはとにかく話を聞く・話し合うというのが大切だが、集まったコメントでは

「夫の身体には変えられない」
「やめるより、病むほうがこわいよ」

という妻の意見が多く出ていた。確かに仕事が原因で精神を病んでしまったら、それこそ復帰できるほど回復するまでにどれぐらいの時間がかかるかわからない。健康不安や自殺リスクもさることながら、うつ病を発症して何年も働けなくなる経済的損失も大きいといえる。

中には「(やめさせて)転職して給料が手取り30万が20万になってもイエスって言えますか?」と問うコメントもあったが、それに対しても

「私は言える。お金はやりくりすればいいけど、うつで引きこもり無収入よりまし」
「言えるよ。身体の方が大事」

という強いコメントが。

また実際に「やめていいよ」と夫に言った人たちからは「見えない場所にハゲが何個もできてた」「蕁麻疹が出ていた」など夫の体の異変を感じていたという声も。夫が出している強いストレスのサインに気づいて早めに対処してあげられるかどうかもうつを深刻化させないためには重要なのかもしれない。

ただ、現実的な意見としてもし仕事をやめるなら「やめる前提で生活を守る方法を考えないといけない」という声も。うつになると治療が長引き、治療費プラス生活費がかかってくるため「病気が発覚する前に、給与サポート保険や医療保険には入っておいた方がいい」とのアドバイスもあった。

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