熊田曜子、子ども3人連れで児童館入れず 墨田区は「アスレチックがあり、安全管理上制限を設けている」と説明 | キャリコネニュース
おかげさまで10周年 メルマガ読者数
65万人以上!

熊田曜子、子ども3人連れで児童館入れず 墨田区は「アスレチックがあり、安全管理上制限を設けている」と説明

タレントの熊田曜子さんが11月4日、墨田区の児童館に子どもを3人連れて入ることができなかったとブログで報告し、ネット上で物議を醸している。

児童館が保護者1人につき、子ども2人までという制限を設けていたというが、ネットではこのルールを批判する声が多い。しかし、キャリコネニュースの取材に、区の担当者は「この児童館は特殊な施設。安全管理上、人数を制限している」と説明した。

「4ヶ月の赤ちゃんは抱っこしているので……」と言っても入場許可されず

東向島児童館分館の様子(同館の公式サイトより)

東向島児童館分館の様子(同館の公式サイトより)

熊田さんはこの日、5歳と3歳と生後4か月の子ども3人を連れて、墨田区の東向島児童館分館を来訪。この児童館には「すくすくルーム」と「わくわくルーム」があり、熊田さんが入場しようとした「すくすくルーム」は0歳~就学前の子どもを対象としている。

1時間ごとの入れ替え制で、1時間当たりの定員は13組。利用料は無料で、整理券1枚につき、保護者1人・乳幼児2人が入室でき、ジャングルジムやボールプールで遊ぶことができる。

熊田さんは整理券1枚につき、乳幼児2人までという人数制限を知らず、

「時間になりいよいよ入れると思ったら『すくすくルーム』の入り口にいるスタッフさんから『お子さんは3人ですか?大人1名につき、子供2名までなのでは入れません』と、言われてしまいました」

と肩を落としている。「私が4ヶ月の赤ちゃんをずっと抱っこ紐で抱っこをしていているので、抱っこしながら上の子達をみるのはどうですか?」と交渉したものの、やはり入場させてもらえなかったという。

熊田さんのブログ記事は大きな話題となり、ネットでは児童館のルールに批判が集まっている。

「こんなルールの積み重ねで少子化がすすむんだろうな」
「ワンオペで子ども3人いたら児童館も使わせてもらえないということか。日本の子育て環境、最悪ですね」

3人以上子どもがいて、保護者1人で面倒を見なければいけない場合、児童館すら使えないのはおかしいという意見が多い。

「運用の仕方については、今後改善していく余地がある」

しかし東向島児童館分館の施設の性格上、仕方がない部分もありそうだ。墨田区の者は、「安全管理上、現状では保護者1人につきお子さん2人までとさせてもらっている」と話す。

「東向島児童館分館の『すくすくルーム』は、ボールプールやアスレチックがあり、区の施設としてはやや特殊です。0~5歳児までと歩けない新生児から、走り回れる子どもまでを対象にしているため、安全管理上、お子さんは2人までという制限を設けています」

そもそも施設自体が大きくないため、1組当たりの人数を絞っているという側面もあるという。東向島児童館の本館や墨田区の他の児童館にはこうした制限はない。

現状では、子どもが2人以上の場合は、保護者2人で来て2組分の整理券を取る必要がある。しかし担当者は「同館は10月8日に開館したばかり。運用の仕方については、今後改善していく余地がある」と話している。

【PR】注目情報

関連記事

次世代バナー
次世代バナー

アーカイブ