主婦の6割「2019年は家計が苦しくなりそう」 「消費税増税となる上に、学費がかかる」「妊娠したら確実に火の車」
ビースタイルは1月15日、家計に関する調査の結果を発表した。主婦向けのパート・アルバイトの求人情報サイト「しゅふJOBパート」に登録する528人のうち55.7%が、2019年は「家計が苦しくなりそう」と答えた。「家計にゆとりができそう」は14%に留まり、残りの30.3%は「変化はなさそう」だった。
前回の調査と比較すると、「苦しくなりそう」と答えた人の割合は6.8%増加している。
「高校生、大学生を持つ家庭はとにかく生活が苦しくなるばかり」
本業以外で家計を増やすとしたらどのような方法がいいか聞くと、「ポイントをためる(Tポイントなど)」が42.2%、「副業(雇用契約)」が41.3%、「中古品など所有物を売る(メルカリ・ブックオフなど)」が38.3%だった。
家計が苦しくなりそうと答えた人に理由を聞くと、子供にお金がかかるという意見が多かった。
「消費税増税となる上に、学費がかかるため」(40代、契約社員)
「家計自体に変化が無くても、2人目を希望しているので。妊娠したら確実に火の車。でも欲しい」(30代、パート/アルバイト)
「小さなお子さんにはたくさんの補助金が国からでますが、高校生、大学生を持つ家庭はとにかく生活が苦しくなるばかり」(50代、その他)
他にも「夫が定年」(50代、派遣社員)、「介護にお金がかかります」(50代、パート/アルバイト)といった回答が寄せられた。
逆に「ゆとりができそう」という人の中には、様々な要因で働きやすくなったという人が多かった。
「子供が小学生になるので、働く時間が確保しやすい、保育料を払わなくていいので家庭の負担が減るから」(30代、SOHO/在宅ワーク)
「10年ぶりに私が仕事を始めたので」(40代、派遣社員)
「在宅で仕事できる環境が整ってきたから」(40代、SOHO/在宅ワーク)
また「夫が出世したから」(40代、今は働いていない)、「資産運用が上手くいっているから」(50代、派遣社員)といった人もいた。
変化がなさそうという人からは、「給料があがる可能性がないため」(40代、パート/アルバイト)といった声が上がった。