サッカー元日本代表の本田圭佑さんが5月17日、自身のツイッターで日本企業の終身雇用に反対する旨を投稿した。本田さんは「今後の日本のことを考えると終身雇用を支持する考えには反対やね」と述べ、
「いわゆる守りの制度なわけやけど、少子高齢化に向かう日本は安定を求めて守りに入って安定を得れる状況ではないのは誰もが分かりきってることやのに。安定という錯覚などこの世に存在しないことを受け入れて行動に移らないと」
と持論を展開した。
経団連会長、トヨタ社長の「終身雇用の維持は難しい」を受けてか
5月に入り、経団連の中西宏明会長やトヨタ自動車の豊田章男社長が、終身雇用の維持は難しいと発言している。本田さんは、これらを受けて投稿したとみられる。
同日15時半現在、同投稿には9000件以上のいいねが付けられている。コメント欄には「本田選手は常にチャレンジをしていて本当に尊敬しています」「行動して変えることが大事ですね」という称賛の声のほか、「終身雇用があったおかげで親世代は安心して子育てが出来た」という声も寄せられた。
今後の日本のことを考えると終身雇用を支持する考えには反対やね。いわゆる守りの制度なわけやけど、少子高齢化に向かう日本は安定を求めて守りに入って安定を得れる状況ではないのは誰もが分かりきってることやのに。
安定という錯覚などこの世に存在しないことを受け入れて行動に移らないと。
— KeisukeHonda(本田圭佑) (@kskgroup2017) 2019年5月17日