医薬品業界版「労働時間の満足度が高い企業」1位アステラス製薬「担当業務によって異なるが19時以降、社内に残る人が少ない」 | キャリコネニュース
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医薬品業界版「労働時間の満足度が高い企業」1位アステラス製薬「担当業務によって異なるが19時以降、社内に残る人が少ない」

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企業口コミ・給与明細サイト「キャリコネ」は4月24日、「医薬品業界の労働時間の満足度が高い企業ランキング」を発表した。

調査対象は、『日経業界地図 2018年版』(日本経済新聞出版社)の「医薬品」に記載があり、対象期間中に「キャリコネ」に正社員のユーザーから評価が20件以上寄せられた企業。平均値が高い順にランキングにした。対象期間は、2016年4月~2018年3月。

「勤務時間の管理は割と厳しいので勤務時間に関するブラックな面はほぼない」

1位は「アステラス製薬」で、労働時間の満足度評価は3.93。2位以降、「武田薬品工業」(3.82)、「田辺三菱製薬」(3.65)、「グラクソ・スミスクライン」(3.61)、「大日本住友製薬」(3.61)が上位5つ。

6位以降、「ファイザー」(3.5)、「ジョンソン・エンド・ジョンソン」(3.39)、「ノバルティスファーマ」(3.36)、「アストラゼネカ」(3.31)と続く。1位「アステラス製薬」の残業・休日出勤に関しては、

「勤務時間の管理は割と厳しいので勤務時間に関するブラックな面はほぼないと思われる。休日出勤時も、手当がつく。研究所の正社員のほとんどが裁量労働制を選択しているので、勤務時間は基本的に自身で決めているし、残業も自己管理している。担当する業務によって異なるが19時以降は基本的に社内に残る人が少ない」(研究開発/30代前半女性/年収720万円/2016年度)

という口コミが寄せられている。

金曜日の所定労働時間を短縮し、16時退社とする「ファミリーフライデー」も

同社は、社員の育成に関しては、多数の自己啓発プログラムを用意しており、成長機会が豊富にある。また、フレックスタイム制度、事業場外みなし労働制度、裁量労働制度など、職務に応じた多様な働き方を用意。

子育てと両立する社員のために、ベビーシッター・託児利用時の費用補助、在宅勤務の導入、時短勤務の延長など手厚い支援策も整備している。こうした取り組みが認められ、複数回「くるみん」認定を受けているほか、「なでしこ銘柄」に選定。2014年には「ダイバーシティ経営企業100選」にも選出された。

社員のメンタルヘルスケアや健康リスク者へのフォロー、病気・ケガをした際に就業を継続しやすい体制も強化。長時間労働の防止にも力を入れており、2009年にプレミアムフライデーをいち早く導入。金曜日の所定労働時間を短縮し、16時退社としている(「ファミリーフライデー」)。有給休暇の平均取得日数も14.7日(2017年度実績)と多めだ。

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