加藤浩次、「婚前契約書」に納得「お互いを一番尊重しているときに結んでおけば、何かあったときそこに戻れる」 | キャリコネニュース
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加藤浩次、「婚前契約書」に納得「お互いを一番尊重しているときに結んでおけば、何かあったときそこに戻れる」

スッキリ 番組サイトより

スッキリ 番組サイトより

収入、家事、育児、介護など、「結婚する前に話し合っておけば良かった」と後悔することは多い。6月15日放送の「スッキリ!」(日本テレビ系)では、自身が婚前契約書を交わした歌手のSILVAさん(43)が生出演し、「婚前契約は、結婚生活を円滑にするもの」として解説した。

離婚歴があるSILVAさんは、自身が米国に移住し、周囲の友人たちがパートナーとして婚前契約で円満な関係を築いていたことから、自身も次の結婚ではそうしたいと考えるようになったという。(文:okei)

「ズルズル作戦」を許さない、「結婚前に話し合うことに意味があるんですね」

そもそも「婚前契約」とは、家事分担や子育ての方針、離婚時の慰謝料など夫婦生活のルールを2人で協議し、取り決めること。例えば、SILVAさん夫妻の婚前契約書は、

「甲と乙は、互いに、自身の収入を報告し合うものとする」
「甲と乙は外出による飲酒については、最大週2回までに抑えるものとする」

など、かなり細かい内容で34項目に渡る。家事の分担に関しても、

「甲と乙は互いに思いやりの気持ちを持って、家事の遂行に協力するものとする」
「買い物料理掃除洗濯等の家事の一切につき甲と乙が平等の割合にて負担するものとする」

など、お互いを尊重し合うための、2人で決めたルールが定められている。

これに対してMCの加藤浩次さんは、「すごいね、憲法みたいだね」と感心し、少し引いている様子だった。SILVAさんは、結婚前に男の人は「家事手伝うよ」と言うが、いざ結婚すると日々の生活に流され、必然的に家にいる時間が長い女性がやることが多くなると説明。すると加藤さんは、

「しょうがないだろ、ってことで、なあなあに、ズルズルさせる作戦にしますよね。そういう男多いでしょ。ズルズル作戦とる男」

と応じた。

ズルズル作戦のうちに、妻に不満が溜まれば今度は夫婦仲がギクシャクしてしまう。SILVAさんが、いまの時代の女性の生き方について語り、事前に得意・不得意で分担を決めたことで、夫が意識的に家事をしてくれていると話すと、加藤さんは、

「婚前に意味があるんですね。結婚前、お互いを一番尊重しているときに(契約を)結んでおけば、何かあったときにそこに戻れるということですね」

と納得したように補足した。

SILVA「うちは離婚届にもう判をしてあります」

水卜麻美アナウンサーは、「何をしてはいけないではなく、〇〇しようという前向きな条文が多くて素敵だなと思ったのと、これを話し合ったらギクシャクするかなと思ったんですけど、(中略)ここでギクシャクするような人と結婚しちゃいけないなと(思った)」とコメント。

SILVAさんは、「これを話し合ってまとまらなかったら、結婚してもまとまんないです」と答えた。婚前契約は2人の価値観のすり合わせであり、その話し合いもできないような相手なら結婚を考え直した方がいいということだ。

視聴者からはネット上で、「日本でも広まればいいのにね」「としても大切で素敵だと思った」といった声が寄せられている。欧米では4組中1組の夫婦が交わす一般的な契約で、日本でも弁護士や行政書士に依頼し、公正証書などで法的拘束力のある契約書を取り交わす夫婦が少しずつ増えてきているという。

加藤さんは最後に、「勉強になりました。面白いと思う婚前契約」とまとめたが、「ただ、来年SILVAさんが離婚したら笑いますけどね。今日のVTRバリバリ使いますよ」と混ぜっ返した。が、SILVAさんは笑顔で

「基本的に長続きさせるためのものじゃないです。円滑に結婚生活を送るためにかわすもの。だからうちは離婚届にもう判をしてあります。この契約書と婚姻届と離婚届に判を押してます」

とキッパリ。水卜アナは「やり手の女社長みたい」と感心していた。

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