活動再開のザブングル、謹慎中に”介護士の人手不足”を実感 熊本の施設でボランティア活動 | キャリコネニュース
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活動再開のザブングル、謹慎中に”介護士の人手不足”を実感 熊本の施設でボランティア活動

画像はツイッターをキャプチャ

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「闇営業」問題で謹慎処分となっていたお笑いコンビ「ザブングル」が9月1日、活動を再開した。復帰後の初仕事は翌2日、ニッポン放送「高田文夫のラジオビバリー昼ズ」となった。

放送後、ザブングル・松尾陽介さんは、ツイッターで謹慎期間に行っていた介護施設のボランティア活動について報告した。関係者、詐欺被害者やその家族に対し謝罪をした上で、

「今回『謹慎』という処分を受け、この期間を無駄に過ごさない為にも、我々なりに考え話し合いまして詐欺被害に遭われた方の多くがご老人であったということから、ご老人の介護施設でボランティア活動をさせてもらおうと決めました」

と書いた。

「介護のお仕事が大変だろうというのは頭では分かっていたつもりでした」

熊本の有料老人ホームでボランティアとして働いていたといい、「そこで感じたことは、介護施設の必要性と、介護士の方々の有能さ、そして人手の足りなさでした」と明かす。

「介護のお仕事が大変だろうというのは頭では分かっていたつもりでしたが、実際に現場に入って初めて肌で感じることが出来ました。心身ともに大変な業務を、テキパキと何事もなく毎日こなされる従業員の方々。この凄さは、言葉では伝えきれないほどでした」

そんな中、「我々に出来ることと言えば『足を引っ張らない』こと、『出来る限りの雑用』、『出来る限りその職場の雰囲気を明るくすること』くらいでした」といい、利用者の前でレクリエーションを行ったという。

「当然我々のことを『芸人』だとは認識していないご老人の方々の前で、『笑わせる』、というより『楽しい気持ちにさせる』という経験は今までに無い状況でして、新しい『ザブングル』としてのやり方が生まれる可能性も感じられました」

介護現場で働く人から感謝の声

熊本で1か月ボランティアをしたあとは、オファーのあった各地の施設をまわり、業務の手伝いやレクリエーションなどを行っていたという。松尾さんは「もちろん謹慎期間中は反省をさせて頂くのが大前提」と述べた上で、

「当初は『どんな大変な事でも何とかやりきろう』という思いだけでしたが、新しい経験や出会いなどで、勉強させて頂くことがたくさんある時間となりました」
「この謹慎期間を経て、改めてご迷惑をお掛けした皆様に今後とも貢献しつつ、世の中の皆様に楽しんでいただけるよう尽力したいと思っています」

とコメントした。これに対し、リプライ欄では応援の声や、介護士というユーザーから「介護の世界の重要さと大切さを分かっていただき、有難う御座います」という声が寄せられた。

所属事務所「反社会的勢力とは関係がないことを確かにしております」

所属事務所であるワタナベエンターテインメントは公式サイトで8月26日、ザブングルの活動再開を発表。同月5日には警視庁組織犯罪対策部を講師として招き、所属タレント・社員約150人が暴力団等反社会的勢力に対する対応の基本や違法薬物についての講習を受講したことを明かした。

また警察関係者や顧問弁護士らの協力を得て作成したコンプライアンスに関する説明資料に基づき、所属タレント・社員らに改めて説明。同社は「コンプライアンスの徹底ならびに反社会的勢力とは関係がないことを確かにしております」とコメントしている。同社は、

「心新たに一歩を踏み出すザブングル両名を含む弊社一同、コンプライアンス遵守を徹底し、信頼回復に向け真摯に引き続き取り組む所存でございます。重ねて皆様に多大なるご心配とご迷惑をおかけしましたことを、謹んでお詫び申し上げます」

と改めて謝罪している。

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