アニメ「名探偵コナン」の最新話が”シュール過ぎる”と放送前かからネット上で話題になっている。9月28日放送回のタイトルは「昆虫人間のヒミツ」。今回の舞台は、「村営昆虫人間牧場」があるという村だ。公式サイトに掲載されているあらすじは以下の通り。
「コナンはカブトムシ姿の小学生から話を聞き、村の森に国立カジノ付きスーパー銭湯を作るという政府の役人の計画が祟りのために中止になった事を知る。村の大人たちは森での作業に夢中になっていた。大人たちは他界した元村長が独り占めしようとした蛾蛾姫の宝を発掘しようとしているのだ。コナンはこの村で起きた事件を調査して…」
村営昆虫人間牧場だけでも意味がわからないが、「国立カジノ付きスーパー銭湯」もかなりインパクトが強い。前回放送が、同作人気キャラクターで因縁の関係である安室透と赤井秀一が対面するシリアスなシーンだった分、変化の差に驚く人もいるだろう。
脚本は大ベテランの浦沢義雄さん 6月には「東京婆ーるずコレクション」が話題に
今回脚本を担当するのは、浦沢義雄さん。アニメ「忍たま乱太郎」や「激走戦隊カーレンジャー」などの脚本も手掛ける大ベテランで、シュールで突拍子もない作風で知られ、ファンから「浦沢ワールド」とも呼ばれている。
ツイッターでは「コナン、浦沢脚本再びなの!?見なきゃ」「タイトルでそんな気がしてたけど、やっぱり明日のコナンは前回コナンファンを混乱の海に叩き落とした浦沢脚本か!」といった声が相次いだ。
浦沢さんは今年6月にも名探偵コナンの脚本に携わっている。タイトルは「東京婆ーるずコレクション」。キャベツの芯による殺人未遂事件が発生する、という内容でそのシュールさとカオスさに賛否両論が寄せられた。
今回も、あらすじの時点ですでにパワーワードが出ており、衝撃を受けている人も少なくはない。それでも「名探偵コナン」3か月ぶりの”浦沢ワールド”を楽しみにしている人も多いようだ。