たらればを挙げるとキリはないが、「人間関係に恵まれた職場だったら」「あの社長さえいなければ」と感じている人は少なくないはずだ。キャリコネニュース読者から寄せられた、会社を辞めようと思った声を紹介する。
「地方の少人数の個人企業で働いています。社長の考え方がそのまま就業規則となっていて、時代錯誤のワンマン思考のために新しい人が入っても続かないんです。意見も改善点も言えない風土では、そりゃ辞めたくもなりますよね、何年勤めていたとしても」(30代女性、管理・事務職)
「データ消されたり、湯のみを棚の外に出されたり、電話を取り次いでもらえなかったり」
販売・サービス職の30代男性は、業務の一環として命じられる畑仕事に「もう辞めたい」と嘆いている。
「会社から25キロも離れた畑です。出勤前での作業指示のため、随分早起きして会長所有の広大な敷地に向かいます。慣れない収穫作業でヘトヘトになったあと、職場へ戻り本来の業務です。現物ももらえない、残業代はもちろんなし。毎年何回かは既定路線です」
管理・事務職の40代女性は、元勤務先の女先輩から受けた嫌がらせの数々を明かした。
「駐車場の壁際に避けていたのに、まっすぐアクセル踏んで突っ込んできた。轢かれそうになったので警察に相談。ほかにも仕事のデータを消されたり、湯のみを食器棚の外に出されたり、電話を取り次いでもらえなかったり……」
挙句の果てには、自分の不倫を棚に上げ、女性が不倫していると話をすり替え、周囲に吹聴していた。女性は転職活動に踏み切ったという。
意見を求められ、答えると「『私はそうは思わないけどね』と機嫌を悪くされた」
管理・事務職の30代女性は、入社して化けの皮が剥がれた職場に嫌気が差している。「0から教える」と言われ、未経験で採用されたが、
「実際は人それぞれ教え方が異なり、『一度教えたことは二度と聞くな』という体制でした。まだ人に聞かないと仕事ができないにも関わらず、4か月経つと、もう新しく入ってきた人への指導をあてがわれた」
という。
販売・サービス職の30代女性が、職場の管理者が理由で職場を去った。「あなたの意見が聞きたい」としつこく迫られ、女性は自身の考えを伝えたが、「でもね……」と管理者の考えを延々と聞かされた。最終的には
「『あなたなら同意してくれると思ったんだけど、どお?』と尋ねられ、私の考えが異なることを改めて伝えると、『私はそうは思わないけどね』と機嫌を悪くされた」
そのようなことが続き、管理者に話しかけられることが苦痛になった女性は退職した。
キャリコネニュースでは引き続き「会社を辞めようと思った瞬間」や「上司のコミュニケーション能力に不満はありますか?」に関するアンケートを募集をしています。