いくら会社の付き合いとはいえ、参加すると非常に精神力が削られるときもある。その代表の1つがカラオケだ。キャリコネニュース読者からは、
「ノリの良さだけを要求されて、アホみたいな歌ばかり聞かされる」(50代男性、営業職)
「知っている人が少ない曲を歌うと急に消される」(20代男性、営業職)
「マイクを離さない」(60代、クリエイティブ職)
といった声が寄せられている。今回は、上司に振り回されて散々だったカラオケでのエピソードを拾ってみた。
40代女性の会社では、「社長が知っている曲でないと歌ってはいけない」というルールがある。社長が歌っている曲を知らないと、「そんなことも知らないのか」と叱責される。社長は60代後半のため、女性は「新入社員に”覚えなければいけない歌リスト”を渡しています」という。さらに、
「部長や専務は決め歌を持っていて、それを他人に歌われると、めちゃくちゃ不機嫌になるので、”歌ってはいけない歌リスト”もあります。取引先の接待ならまだしも、社内のカラオケでここまで気を使わなければならないのは、正直面倒くさい」
と綴っている。
多量の軽食を勝手に頼む→「自分は食べてないから」と支払わない
30代男性の上司は、「やたらデュエットをしたがる」タイプだという。歌っている最中に「突然ハモリだす」こともある。しかし音程が外れているため、「つられそうになるから嫌だ」と男性はいう。さらに、
「突然、思いついたかのように割り込んで曲を入れたりしてきます。本人はノリノリですが、周りは白けています。また、多量の軽食を勝手に頼んでおいて、『自分は食べてないから』と支払いません。誰も頼んで欲しいとも言ってないし、そもそも打ち上げ後だから満腹なのに……」
と憤っている。
「大して上手くもない歌に合いの手を入れな、ドリンク出しなどもしなければならない」
管理・事務職の20代女性は、二次会でカラオケに連行されたときのことを振り返る。その日は、「疲れていて早く帰りたかった」という。
「大して上手くもない歌に盛大な合いの手を入れなければならず、ドリンク出しなどのお世話もしなければならない。『歌え』と言ってくるが、上司や先輩が知っているような曲を入れなければならないし、とにかく心身ともに疲れた」
女性は「お金を出してもらったとしても、もう二度と行きたくない」と綴った。
50代男性も「忘年会の二次会で半ば強引にカラオケに連れていかれた」という。男性は歌が上手な方ではなく、そのことは先輩や同僚も周知の上だった。しかし先輩は、「おいっ!歌えっ!」と男性にマイクを強要。男性は拒んだが、先輩は引き下がることなく
「あかん!歌えっ!歌わんかこのぼけっ!」
と言って頭を強く叩いたという。男性はそれ以降、「親睦会などは二度と参加していません」という。
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