【小売業界編】ホワイト度が高い企業1位は高島屋「女性が管理職を目指すには、非常にいい環境」 | キャリコネニュース
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【小売業界編】ホワイト度が高い企業1位は高島屋「女性が管理職を目指すには、非常にいい環境」

小売業界のホワイト度が高い企業ランキング

小売業界のホワイト度が高い企業ランキング

企業口コミサイト「キャリコネ」は10月、「ホワイト度が高い企業ランキング」を発表した。小売業界に属する企業をピックアップし、キャリコネのユーザーによる「ホワイト度」評価の平均値が高い順にランキングにした。【参照元:キャリコネ】

調査対象は、『日経業界地図 2018年版』(日本経済新聞出版社)の「百貨店」「コンビニ」「スーパー」「地方スーパー」「ホームセンター、ディスカウントストア」「ドラッグストア」「家電量販店」に記載があり、対象期間中に「キャリコネ」に20件以上評価が寄せられた企業。対象期間は、2015年4月~2018年3月。

1位は「高島屋」で、仕事のやりがい評価は5点中3.78。2位以降、「三越伊勢丹ホールディングス」(3.55)、「サンエー」(3.32)、「ダイエー」(3.27)、「DCMカーマ」「ココカラファイン」(同3.14)、「成城石井」(3.05)、「イオン」「イズミ」(同3.00)、「キタムラ」(2.97)と続く。

1位高島屋「育児休暇制度も非常に充実している」

1位「高島屋」の働く人からは、

「女性が管理職を目指すには、非常にいい環境である。昇進試験に受かりさえすれば、出世において男女差はない。育児休暇制度も非常に充実しており、子供を生みながら上を目指すことができる。育休後にキャリアが途切れるということもない。実際に、課長・次長の管理職はとても多く、取締役クラスにも女性は少なくない」(店舗スタッフ関連職/20代後半女性/年収400万円/2013年度)

といった口コミが寄せられている。同社は、大阪 難波に本社を置く大手百貨店の高島屋。その歴史は非常に長く、創業は1831(天保2)年だ。京都の古着・木綿商としてスタートしました。1896年には京都南店にショーウインドーを設けるなど、今の百貨店の原型となる店舗を作り上げた。

高島屋は、顧客に豊かな暮らしを提案するためには、社員もゆとりある暮らしを維持していく必要があるとの考えから、社員のワークライフバランスを重視している。育児休職や出産休暇、配偶者分娩休暇、介護休暇、ボランティア休暇、スクールイベント休暇、ワークライフバランス休暇など、さまざまな休暇制度を導入。

また、育児勤務制度は子どもが小学4年生まで利用可能で、希望に応じて勤務パターンを選ぶことができる。これらの取り組みが、「プラチナくるみん」「えるぼし」の認定、「女性が輝く先進企業2017」の「内閣総理大臣表彰」受賞などにつながった。

小売業界は忙しいというイメージもありますが、年間労働時間の削減にも注力している。2017年度の月平均所定外労働時間は4.5時間、有給休暇の平均取得日数は10.3日。また、4週8休制と連休などを組み合わせて年間休日122日を確保している。プライベートな時間を確保しやすい環境だ。

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