
厚労省の就職氷河期世代への就労支援が成果を見せ始めている
厚生労働省がハローワークを通じて「就職氷河期世代」に限定した求人を認めたところ、2か月間で少なくとも16人の就職先が決まったことが16日に分かった。
就職氷河期世代は、バブル崩壊後に就職活動が厳しい状況に置かれた現在の30代半ば~40代半ばを指し、正規雇用を希望しながらも非正規雇用や無職の人が多いといわれている。
労働施策総合推進法では本来、募集・採用時の年齢制限を原則禁止している。だが、今回はハローワークを通じた求人に限り、特例で求人掲出を認めた。