4位以降、「流通・小売」(9%)、「営業」(7%)、「軽作業」(6%)、「製造」(5%)、「技術」「販売」「調査・教育」(同4%)と続く。「その他」(20%)には、「スポーツトレーナー」「コールセンター」「美容師」などが含まれた。必要だと思う理由を聞くと、
「上司との報・連・相において、会話が必要な場面が多くあるから」(20代女性/事務)
「同僚やお客様との接し方を気をつけると、バイト先全体が良い雰囲気で仕事ができるから」(10代男性/サービス)
「お客様の年代・性格は様々なので、治療説明など相手に合わせて行なう必要がある」(20代女性/医療・介護)
といった声があがっている。
一方、コミュニケーション能力は現在の仕事に影響しないと思う(10%)と回答した人の仕事は、「事務」(19%)、「軽作業」(16%)、「製造」(12%)が上位に入った。影響しないと思う理由については、
「一人でやる作業だから、コミュニケーションはいらなかった」(40代女性/事務)
「シフト制で、毎日メンバーが変わるから」(20代男性/軽作業)
「作業中は話さないので、必要ないかと思います」(30代女性/製造)
というコメントが寄せられた。
コミュニケーション向上のために「相手の立場になって物事を考える」
コミュニケーション向上のために取り組んでいることや意識していることを聞くと、1位は「相手の立場になって物事を考える」(53%)。2位は同率で「聞き手の理解度を見ながら話す」「話の内容を理解しようと積極的な姿勢で聞く」「誰にとってもわかりやすい言葉で話す」(46%)となった。
5位以降、「誰に対しても誠意ある対応をする」(41%)、「頭の中で話を組み立ててから話す」(35%)、「周囲に積極的に話しかける」(25%)、「自己開示をする」(15%)などと続く。