若手社員の半数「3年以内に辞める予定」 理由は「給料が低い」が圧倒的1位 | キャリコネニュース
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若手社員の半数「3年以内に辞める予定」 理由は「給料が低い」が圧倒的1位

若手の半数は辞めたいと思っている様子

若手の半数は辞めたいと思っている様子

リスクモンスターは1月30日、「若手社員の仕事・会社に対する満足度」の調査結果を発表した。調査は昨年12月、新卒入社1年目~3年目の男女合計600人を対象に、インターネット上で実施。

「当面3年間に対する仕事・会社に対する勤続意欲」を調査したところ、「3年後も勤続」(53%)が「3年以内に退職」(47%)を上回った。約半数が3年以内の退職を意識しているようだ。

大企業の社員は「初めから転職するつもりだった」の回答率高い傾向

男女別に見ると、男性は「3年後も勤続」(61.3%)の方が多いのに対し、女性は「3年以内に退職」(55.3%)の方が多かった。入社年次別では、全ての年次において「3年後も勤続」(53%)が過半数となった。

「3年後も勤続」と選択した理由を尋ねたところ、1位「福利厚生が充実しているから」(32.7%)、2位「勤務時間や休日が自分に合っているから」(30.5%)、3位「給料が良いから」(28.0%)という結果になった。

勤務先の売上規模別に見ると「3年後も勤続」と回答した割合は、「10億円未満」(49.8%)、「10億円以上100億円未満」(55.3%)、「100億円以上」(57.7%)と、規模が大きくなるにつれて勤続意欲が高まっていた。

一方、「3年以内に退職」と選択した理由は、1位「給料が低いから」(46.1%)が前回調査に続いて圧倒的に高い回答率となった。2位「仕事にやりがいを感じないから」(29.4%)、3位「最初から転職するつもりだから」(20.6%)と続く。「給料」は勤め続けたい理由、勤め続けたくない理由どちらにおいても上位を占めており、勤続意欲に強く影響を与えていることがわかる。

勤務先の規模別に見ると、売上規模の小さい会社に勤めている若手社員ほど、給料に不満を持っていて、売上規模の大きい会社に勤めている若手社員ほど、「最初から転職するつもりだから」や「自身の成長が見込めないから」などの回答率が高くなっていた。

女性の3人に1人は「1年以内に退職」の意向

勤務先に対する「ブラック企業意識」と「勤続意欲」の関連性についても調べた。「3年以内に退職」と回答した割合は、「勤務先はホワイト企業だと思う」(39.1%)に比べ、「勤務先はブラック企業だと思う」(67.1%)の方が圧倒的に高かった。勤務先に対するブラック企業意識が勤続意欲に大きく影響していることが浮き彫りとなりました

「当面1年間の仕事・会社に対する勤続意欲」を調査したところ、全体の約3割が「1年以内に退職」(29%)と答えた。男女別、入社年次別、勤務先の規模別にみても全ての層で「1年以内に退職」と回答する割合が高く、男性の4人に1人、女性の3人に1人は、1年以内の退職を考えていることが明らかになった。

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