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ブラック企業経験者の悲痛な叫び「飲み会で羽交い締めにされ、大勢の前で服を全部脱がされる」

トンデモなブラック企業エピソード

トンデモなブラック企業エピソード

ブラック企業の常識は、世間の非常識と言っても過言ではない。管理・事務職の40代女性は、「社長が昼寝をするため昼休憩は会議室で監禁状態」だという。その際、少しの音を出すことも許されず、トイレにもいけない。さらに、

「仕事中も音を出したら注意される。電卓やキーボードを叩く音とか。社長が機嫌が悪いと何をしても怒られる」

と綴っている。電話が鳴ったらどうなるのだろう。とにもかくにもブラック企業では、そうしたおかしなことが罷り通ってしまう。今回は3人のキャリコネニュース読者による、ブラック企業エピソードを紹介する。(文:鹿賀大資)

有休申請をしたら「認められない。あなたのクラスは誰が見るの?」

保育士の40代女性は、園としてあるまじき行為を明かす。それは親子遠足があった日のことだった。保護者が仕事を休めず、代わりに祖母が参加している家庭もあった。ところが同僚は陰で「子どもより仕事が大事なクソ親だ!」と言っていた。また、

「私の子どもの遠足があったときに有休を出したら、『認められない。あなたのクラスは誰が見るの?』と許可をくれませんでした」

子どもが熱を出し、保育園からお迎えの連絡を受けたときも酷かった。その時について「職員室の園長の目の前で実家や叔母、兄弟にまで電話をかけさせられ、結局お迎えに行かせてもらえませんでした」と綴っている。

営業職の30代女性は、会社の懇親会でトラウマを抱えてしまった。その会社では取引先を集めた、地方開催による懇親会が毎年の恒例行事。しかし、

「男性の先輩が服を脱がされていました。若手の男性がターゲットにされます。突然2~3人に羽交い締めにされ、大勢の前で服を全部脱がされるのです」

というものだった。脱がされた男性社員は「あれから1か月くらい、誰かが後ろに立つと体がビクッと怯えてしまうようになった」とこぼしていたという。女性は、それを打ち明けられて「絶句した」と書いている。

「残業代の未払い分は代休で相殺された。逆にマイナスになったから支払え」

IT系技術職の20代女性も、以前の職場で受けた仕打ちを明かす。求人媒体に「女性が活躍できる職場」と謳う会社だった。

新卒女性向けの募集内容で、実際に20代前半の若い女性ばかりを採用していたという。社長は毎月定例の飲み会を開いては、その席で酔ったフリをしてセクハラ行為を働く始末だった。女性は職場での日常についてこう綴る。

「9時前に出社。室内の掃除、ラジオ体操や朝礼を強制されるのに賃金は出ない。朝礼のスピーチは『家で考えて来い』と言われるのに、その賃金もでない。残業したら『代休で消化しろ』と言われていた。それを知らずに2年が過ぎてから支払いを要求したら『時効だ』と言われた」

結局、女性はパワハラで退職に追い込まれた。会社は過去2年間の残業代を支払うどころか、女性の最後の給料から差し引いていたという。その理由は「残業代の未払い分は代休で相殺された。逆にマイナスになったから支払え」とのことだ。

※キャリコネニュースでは引き続き「ブラック企業経験談」【新型コロナ】ドラッグストア・スーパーで働いている人の声募集に関するアンケートを募集しています。

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