緊急経済対策に”ベーシック・インカム”が必要なワケ 就職氷河期世代が無縁だった”安心感”を

ベーシック・インカムのメリットとは?

ベーシック・インカムのメリットとは?

新型コロナウイルスの感染拡大に伴う緊急経済対策として、政府は収入が減った世帯などに対して30万円の現金給付を行うことなどを発表した。2009年のリーマンショック時のように、国民全体に一定額を支給するベーシック・インカム的な対策案も一時検討されたようだが、最終的には給付対象者がかなり限定されることになった。

一方、スペイン政府はベーシック・インカムの導入を発表。当面は支給の終了期限を設けず、経済の立て直しを図るという。対照的な二国の判断になったわけだが、日本政府の現金給付で大きな効果は望めるのだろうか。

ベーシック・インカムは、新型コロナ対策ということを抜きにしても、就職氷河期世代などでワークングプアに苦しむ人々にとっては”最後の希望”とも言える。今回は改めてそのメリットについて考えてみたい。(文:ふじいりょう)

ベーシック・インカムなら複雑な手続きは不要 迅速で広範囲を支援することができる