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ユズモト流「ブラック企業の見極め方」 面接時に「御社の平均勤続年数は?」と直球を投げてみよう

「ブラック企業」とは、長時間の残業を強いられる会社、残業代を払わない会社、暴言を浴びせてくる上司がいる会社など「何かしら職場環境に難のある会社」を指す言葉です。ブラック企業にだけは行きたくない! と思っている就活生の方に、今回はユズモト流の見極め方を2点お伝えしたいと思います。

(イラスト:ユズモト)

(イラスト:ユズモト)

1.平均勤続年数・離職率に注意する

できたてのベンチャーや、人の入れ替わりが激しい外資系を除き、昔からあるのに平均勤続年数が異常に短い…という会社は怪しいですよね。

大企業であれば就職四季報などに平均勤続年数や離職率を載せているところも多いので、チェックして下さい。離職率を非公開にしている会社の中には「公開できないくらい離職率が高そう」なところもありそうですね。

面接時に「御社の平均勤続年数は?」と、直球で聞いてみるのもありだと思います。やましい事のない優良企業なら正直に教えてくれますが、ブラック企業は答えを濁したり、「その質問に何の意味が?」と返してきたりします。

でも、平均勤続年数が長い会社でも安心してはいけません。例えばベテランの40~50代の社員か20代の若手しかおらず、30代の中堅層がぽっかり抜けている中小企業なんかは、少し怪しいです。

以前は良い会社だったが、途中で社長が替わり、突然ブラック企業になったのかも知れません。その際、転職が難しい年齢層だけが残った結果、人は減ったが平均勤続年数は長くなった…という可能性もあるのです(こういう会社は実在します)。

2.転職サイトに常時求人が出ている企業を把握する

ブラック企業を回避したいのであれば、転職サイトを定期的に見るのも良いと思います。必ず「あれ、ここの求人いつも出てるな…」という企業があるはずです。

その会社が、毎年新卒を大量に採用をしていたら要注意です。毎年採用しているはずなのに、それでも人が足りないとはどういう事だ、と突っ込みたくなりますよね? ブラックとまでは行かなくとも、キツめの企業である可能性は高いでしょう。

リサーチ不足が原因で、身も心も削られるような会社に引っかかってしまうのはあまりにも勿体ないです。人生に1度しか使えない貴重な新卒カード、安易にブラック企業に捧げないで下さい。

あわせて読みたい:大学やめてブラック企業に就職したら100万円?

 

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