トピ内には各投稿者が考える普通の男性のスペックが寄せられた。
「身長170以上の中肉中背。顔は普通(生理的に無理じゃなければいい)。年収500万以上の社会人で安定した収入」
「フツメン。平均的な年収(20代後半?30代前半で400?500万)。平均身長170?176センチ。普通体型。大手のサラリーマンか公務員」
容姿や年収について触れる人は多く、トピ主と同じように年収400円以上は最低ラインのようだ。国税庁の調査によると、25~29歳の男性の平均年収は413万円、30歳~34歳で513万円であり、決して高望みというわけではないだろう。
だが、こういった男性はすでに結婚してしまったケースが多く、婚活市場に現れることは希少。中には「年収300万以上。暴力を振るわない。タバコを吸わない。ギャンブルをしない」と他人に比べて、希望年収を低くめに設定する人もいた。
“普通”が重なると希少になってしまう
「90%の人が該当する条件も、2つ条件を出せば81%、3つで72%、4つで65%。沢山条件出して該当する人探したらレアになるのは当たり前」
「0.7を5乗すると0.16くらい。つまり、世の中の7割の人が満たしてるようなそう厳しくない条件でも、5つ全部満たす人は単純計算で2割以下になってしまう。いかに普通の人、が珍しく貴重な存在かって話だよね」
独自の計算方法を用いて、普通の男性を婚活市場で見つけることの難しさを指摘するコメントもあった。年収400~500万円であって、身長が160センチの男性も当然いるだろう。身長180センチで年収600万円でもギャンブル好きだったら、トピ内の大半が考える”普通”からは漏れてしまう。
「一長一短」という言葉があるように、1つの項目が”普通”以上でも、他の項目が”普通”に満たない人は必ずいる。「世間一般の普通の男性は婚活せずに結婚してるよ。婚活の普通って世間から見てランク2つくらい下げないと」という声もみられたが、まずは自分の中の”普通”の定義を捨てることが結婚の近道と言えるかもしれない。