新型コロナによる業績悪化の実情「前年比8割の減益」「給料が6割カットになりそう」 | キャリコネニュース
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新型コロナによる業績悪化の実情「前年比8割の減益」「給料が6割カットになりそう」

業績悪化が自身の給料に影響する人も……

業績悪化が自身の給料に影響する人も……

新型コロナウイルスに伴う非常事態宣言の発令で、自粛要請の対象が全国に拡大された。あおりを受け、業績が落ち込む企業の増加も見込まれる。キャリコネニュース読者からは

「前年比8割程度の減益。非常事態宣言で在宅ワークになり営業活動も自粛。得意先への訪問禁止」(兵庫県/30代男性/流通・小売系)
「客足が激減しており一日の売上が普段の半分以下にも関わらず給付金の対象外」(愛知県/40代女性)

といった声が寄せられている。(文:鹿賀大資)

「8月頃までの予定がすべてキャンセルに。この先どうしたものかと」

愛知県で福祉・介護職をする30代女性も、会社の先行きを危惧する一人だ。例年、春は新規客が見込める時期で、今年も営業活動に力を入れるはずだった。しかし、新型コロナの影響で

「人の動きが鈍っているので新規のお客様の獲得が難しい」

という。また、今後の業績に影響が出てしまうため「かなり計画が狂ってしまった」と綴る。

宮城県の40代男性が所属する建設関係の会社は、新規の居酒屋やカラオケ店などの内装工事をメインとしている。ところが、新型コロナの影響で

「先月の中頃から取引先が新店舗の工事を無期限に先延ばしにした」

という。すでに先月から工事が始まっているカラオケ店もあるが、いまだにオープンしていない。男性は「8月頃までの予定がすべてキャンセルになってしまい、この先どうしたものかと……」とこぼしている。

「現段階では先行きが見えず、不明な点が非常に多いです」

サービス系の会社で働く福岡県の50代女性は「現段階では先行きが見えず、不明な点が非常に多いです」と綴る。会社は官公庁からの受注がメインだ。そのため、今回の新型コロナ騒動で受けた経済的ダメージの影響を懸念し「受注量は確実に減ると思います」という。

「私自身も来週から在宅ワークとなるため、給与の大幅カットが予想されます。おそらく6割程度かと。いつから従来通りの業務に戻れるか、まったくわかりません。会社が倒産するかもしれないという不安は常に心の中にあります」

他方、旅館で料理長をする石川県の50代男性は、現に会社の業績悪化に伴い減給されている。新型コロナの影響で稼働率は2割台まで落ち込んだという。

「売り上げが下がり給料の減額を迫られました。全社員ならまだしも私だけです。所得が高い役職者だからなのかわかりませんが……。減給の比率が一般職より高い、という話なら納得はできます。でも私だけということに不合理だと感じています」

神奈川県でビル設備の管理員をしていた60代男性は、ホテルの閉鎖に伴い「解雇通告を受けた」という。この時期に就活をすることはもちろん、見込んでいた収入も途絶えたとなっては不安しか残らない。

※キャリコネニュースでは引き続き「【新型コロナ】会社の業績に影響はありますか?」「新型コロナで退職を決意した人」に関するアンケートを募集しています。

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