緊急事態宣言に伴い営業を休止していたTOHOシネマズが5月15日、全国10館の劇場の営業を再開する。対象は映画館への休業要請を解除した自治体にあるTOHOシネマズ おいらせ下田、仙台、宇都宮、浜松、サンストリート浜北、ららぽーと磐田、新居浜、高知、長崎、与次郎だ。
営業再開情報とともに上映スケジュールが12日に発表されたが、”名作揃い”となっており、ネット上では映画ファンから歓喜の声が挙がっている。
一部劇場では公開延期の「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」などの上映も
TOHOシネマズ仙台の15日上映のラインナップを見ると、「オズの魔法使」(1939年)、「ベン・ハー」(1959年)、「タワーリング・インフェルノ」(1974年)、「ショーシャンクの空に」(1994年)など長く愛されているタイトルが並ぶ。最新設備で名作が味わえるのは映画ファン垂涎だろう。
また、庵野秀明監督の「シン・ゴジラ」(2016年)や、新海誠監督の「君の名は。」(2016年)、「天気の子」(2019年)、3月27日から2週間限定上演だった「PSYCHO-PASS FIRST INSPECTOR」も上映される。大友克洋監督の「AKIRA」(1988年)はIMAXで鑑賞できる。
休業前に人気を博していた「パラサイト 半地下の家族」や「ミッドサマー」の通常版とディレクターズカット版が上映される。
ほかにも、TOHOシネマズおいらせ下田などでは、公開延期となっていた京都アニメーション製作の「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」、少林サッカーのチャウ・シンチー監督の最新作「新喜劇王」が上映される。
ツイッターでは「これ全部上映すんの!?」「まるでフェス状態」といった声や、「AKIRAをIMAXでみたい」「ベン・ハーが入ってるのに驚きました」といった声が多く寄せられた。