就職氷河期世代に対する「視野を広く持って」というアドバイスの無意味さ

”自分探し”は好きでやっていたわけじゃない?

”自分探し”は好きでやっていたわけじゃない?

2000年代に20代を過ごしていた就職氷河期世代は「いつまでも自分探しをしている」と批判的な見方をされることがあった。40代を迎えた現在ですら、なお「やりたい仕事が見つからない」という声は大きい。

だが、果たしてこの”やりたいことが見つからない”は本当だろうか。実は、やりたいことがあるけれど”できない”が実情に近いのではなかろうか。今回は、筆者の実体験を踏まえて考察してみたい。(文:ふじいりょう)

転職の繰り返しが”自分探し”とみられた時代