面接が苦手な人は多そうだ。過去に失敗した経験から「トラウマになっている」という人もいるのではないだろうか。ガールズちゃんねるに6月15日、「面接でやらかした人!」というトピックが立った。
「面接官がニコニコしてくれたので私も必要以上にニコニコして返答していた。帰宅後に鏡見てビックリだよ。前歯にネギがつまってた」
「緊張で口が渇いてガムを噛みながら出向いて、着いたら捨てようと思ってたら捨てるのを忘れてガムを口に含んだまま面接。バレないように必死で隠しながら話した」
緊張のあまりに視野狭窄に陥り、普段は絶対にしないミスをしてしまうのが面接だ。到着前にトイレに寄り、鏡で自分の顔を見るクセを付けておきたい。(文:石川祐介)
“服装自由”は罠?「私服で入ったら周りはスーツだった」
顔周りの次は、服装についての失敗談だ。
「私服に日傘持ってハンドバッグ引っ掛けて行ったら他の人はスーツ着てた。なのに私が受かった」
「服装は自由でと言われたので普段着で着てしまった。会場に入るなり周りは背広集団ですぐに間違いに気付きそのまま帰ろうと思ったが、ええいもうどうにでもなれーと面接に挑み、後日なぜか採用通知が来た。4年過ぎた今もそこで働いている」
面接時の”服装自由”をうたう企業は多くあるが、ふたを開けてみると「無難なスーツで臨む人がほとんどだった」というエピソードは多い。ただ、企業側にしてみれば、服装は大して気にせず、純粋にスキルや人柄を見ているのかもしれない。
「履歴書の生年月日を間違えた」という人も
履歴書に関する失敗も多い。
「履歴書の生年月日間違えてたらしく、『あれ?〇日生まれって書いてあるけど』と言われて時が止まった」
「履歴書に昭和~平成に入れ替わった時で高校4年もいる事になって提出した。もちろん落ちた。面接官に『高校4年』と言われて気がついた」
学歴・職歴欄の年月は書き間違いしやすいため、要注意だ。中には「履歴書の写真バレバレの加工したら落ちた」と経歴詐称ならぬ、写真詐称が落ちた原因になったという声もあった。
「面接が終わってエレベーターのところまで送っていただいたんだけど、乗ってるのが私一人で、『ありがとうございました』と頭を下げて数秒間ドアが開いたまま面接官と見つめ合ってしまった降りる階のボタンを押していなかった」
就職活動に慣れていないと、エレベーターまでアテンドされたことに恐縮してしまい、ついついボタンを押し忘れてしまう気持ちは非常によく分かる。
「面接で履歴書を見ながら質問されていたんだけど連絡先を書き忘れていたけど、何故か受かった。ただ、人手不足の会社で少しブラック企業だったから1年で辞めた」
失敗したにも関わらず採用された企業がブラック企業だった、という声もあった。面接は見られるだけでなく、入社先を見極める側であることも改めて認識しておきたい。