「シャープさん」の愛称で親しまれているシャープの公式ツイッターは7月10日、アカウント運営者自身も同社製マスクの抽選販売に当選したことを報告した。
「たいへん申し上げにくいのですが、とうとうシャープマスクに当選しました」
この投稿には「未だに落選が続いています」「申し込み開始初日に申し込みましたがいまだに当たりません」などと落選が続いている人からのリプライもみられ、「社員でも当たるんですか」と驚く人もいた。
応募総数は延べ851万 当選したのは8万6000人
シャープは4月下旬から、自家製マスクの抽選販売を開始。当初は、当選倍率が117倍に及ぶなど大きな反響を呼んだ。抽選は毎週水曜日に実施しており、落選した場合でも自動的に翌週の抽選対象になる。
同社サイトによると、7月8日までに計11回の抽選販売を実施。応募総数は延べ851万5139人にのぼり、うち8万6000人が当選したという。
“シャープさん”の投稿には「当選おめでとうございます」などと祝福する人も多い。また、中には「まだ使ってない…」「何年か後に凄いプレミア価格つきそう」などとマスクの流通が回復していることもあり、そこまで必要としていない人が当選したケースもあるようだ。
シャープ製マスクは、三重県多気工場のクリーンルームで生産。立体三重構造で、ウイルス飛沫や花粉、PM2.5の侵入を防ぐ効果が期待できるという。50枚入りで税別2980円。