苦学生だった20代女性が語る学歴必要論「中堅大学でも大企業に入社できた。一流大卒の人と同じ土俵にあがれて嬉しい」

「学歴の必要性」を訴える人たちの声

「学歴の必要性」を訴える人たちの声

人生経験が豊富な年配者の意見は、何かとためになるものだ。東京大学大学院卒の50代男性は、

「職種によっては、学位とは運転免許のようなもの。最低限の資格のようなものです。これは自身の経験則ですが、基礎もなく歳をとってしまうと修正が効かない場合も多いです」(神奈川県/公務員/年収1000万円)

と語る。一方で高卒の70代男性は、学歴の必要性についてこう訴える。

「自分は高卒だが、長い人生において大卒者より劣っていると思ったことはない。ただ学歴や学識があれば、もっと良い仕事ができたと思う。そういう意味で学歴は必要。大学のアカデミックなキャンパスライフに憧れもある」(大阪府/70代男性/フリーランス/年収500万円)

埼玉県の70代男性にいたっては、

「貧しい家庭だったが、親が頑張って大学に進学させてくれた。学歴と学力があったから、今まで仕事に恵まれてきた」

という。東洋大学を卒業した20代女性も、先の男性と同じような経緯を歩みつつある一人だ。まだ若年層ながら、濃厚な経験を積んでいる。(文:鹿賀大資)

「高卒で就職できる会社に大企業はない」