ワークポートは8月12日、「夏季休暇」に関するアンケート調査の結果を発表した。調査は7月28日~8月4日に、20代~40代の転職希望者を対象に実施。753人から回答を得た。
夏季休暇を取得する予定を聞くと、「8月に取得予定」が最も多く44%だった。「9月に取得」は3.9%、「10月に取得」は1.1%となっている。
「旅行ができないので連続で休む必要がない」という声も
「すでに取得した」(4.1%)、「時期は未定」(13.0%)を合わせると約7割が夏季休暇を取ることが分かった。
一方で「夏季休暇を取る予定はない」(19%)、「今年は付与されない」(15%)と回答した人も3割以上いた。
「コロナの影響で部下を休ませるため自分は休めない」(40代・男性・管理・関東)
「(コロナで)夏季休暇制度が廃止された」(30代・男性・営業・関東)
など厳しい会社の現状が原因の声が寄せられた。さらには
「旅行ができないので連続で休む必要がない」(30代・男性・エンジニア・関東)
「新型コロナの影響で帰省できないから」(40代・男性・営業・関東)
というように外出自粛が強いられる中で休暇を取る必要性を感じない人も多いようだ。
取得した・取得する予定の人の夏季休暇の日数は、「5日間」(21.9%)が最多となり、「3日間」(20.3%)が続いた。過ごし方については「自宅」(68.0%)が大半で、「帰省」は20.7%、「国内旅行」が15.5%だった。
夏季休暇について社内でのルール変更があったという人は11.8%だった。内容としては、不要不急の外出など、外出自粛を指示されたことが多かった。
また、会社への報告が細かくなったという人もあり
「会食などは出かける前に事前報告し、事後は自宅待機を命じられた」(20代・男性・医療・関東)
「海外に渡航する場合は管理職に相談」(20代・女性・公務員・中部)
などの声も寄せられた。