日本トレンドリサーチは8月19日、「2020年の夏休み」に関する調査結果を発表した。調査は8月中旬にネット上で実施し、有職者500人から回答を得た。
「今年の8月8~16日の間に休日が何日あったか」と聞いたところ、最多は「9日」(18.4%)だった。次いで「5日」(16.4%)、「4日」(14.0%)、「2日」(10.6%)などと続いた。
「”外出して遊べないなら”と出社を求められた」
また、7~8月の間で最も長かった連休日数を聞いたところ、最多は「4日」(20.6%)だった。「10日以上」(12.0%)と答えた人は1割強だった。
一方、休みが「0日」だったという人は3.2%。回答者に職業を聞くと、「自営業」「不動産業」「建築関係」「医療」などが挙がった。
「新型コロナが休日数に影響したか」と聞くと、7割以上が「影響を受けていない」(74%)と回答。他方で「休日が増えた」という人は21.2%おり、
「コロナの影響で仕事が減って、休まざるを得なくなった日が多くなった」(60代男性)
「在宅勤務が多くなり、自分のペースで仕事ができるようになったので休みを取りやすくなった」(50代女性)
といった声が寄せられた。
一方で「休日が減った」(4.8%)という人からは
「授業日数の確保のため、土日休日に授業を行うようになった。大学勤務」(50代男性)
「これまで海外で休んでいたものが行かなくなったので、休みが減った」(30代女性)
といった声もあり、20代男性は「外出して遊ぶことができないなら、と出社を求められた」と綴っている。