マルハニチロは8月18日、料理レシピに関する調査結果を発表した。調査は7月にネット上で実施し、月1回以上料理をする20~59歳の男女1000人から回答を得た。
「料理レシピを利用することがある」(75.2%)と答えた人は8割近かった。男女別にみると、女性(86.4%)が男性(64.0%)を大きく上回っていた。
好きな料理家は「平野レミ」がダントツの1位
普段使っている料理レシピを聞くと、最多は「レシピサイト・レシピアプリ」(74.3%)だった、次いで「レシピ本・料理本」(50.8%)、「テレビ番組」(26.7%)、「YouTube」(25.7%)、「企業のWebサイト」(24.1%)などと続いた。
世代別にみると、20代では「YouTubeの料理動画」(36.1%)や「SNSで紹介されているレシピ」(38.1%)が多く、50代では「テレビ番組」(32.6%)や「スーパー店頭のレシピカード」(19.3%)が他の世代と比較して多かった。
好きな料理系YouTuberを聞いてみたところ、1位は「かねこさん」(32件)だった。2位以降は「リュウジさん」(28件)、「はるあんさん」「速水もこみちさん」(各10件)らが続いた。
好きな料理家については、「平野レミさん」(130件)がダントツの1位。以降は「栗原はるみさん」(61件)、3位「土井善晴さん」(30件)らが続いた。
料理レシピで重要視することを聞くと、最多は「簡単に作れる」(54.4%)だった。次いで「説明がわかりやすい」(44.5%)、「家にある食材で作れる」(44.4%)、「短時間で作れる」(39.8%)、「特別な食材を必要としない」(34.7%)などと続いた。
世代別にみると、20代では「写真がおいしそう」(38.7%)や「人気ランキングで上位」(24.2%)が他の世代と比べて高くなった。
一方、レシピを見ながらの料理で困ったことについては、1位が「なじみのない調味料や食材が出てきた」(26.1%)に。以降は「『適量』『分量外』がどのくらいかわからなかった」(25.5%)、「料理中にスマホがスクロールしづらかった」(20.9%)、「持っていない調理器具が出てきた」(17.6%)、「スマホ・タブレットが食材で汚れてしまった」(17.4%)などと続いた。