所得制限に怒る年収2100万円の40代男性「税金は仕方ない。しかし子ども関連に差をつける必要はないのでは?」 | キャリコネニュース
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所得制限に怒る年収2100万円の40代男性「税金は仕方ない。しかし子ども関連に差をつける必要はないのでは?」

子どもの医療費助成や就学支援金の資格喪失

子どもの医療費助成や就学支援金の資格喪失

政府は高所得世帯への児童手当支給を廃止する法案を閣議決定した。これまで所得制限のかかる高所得世帯でも、特例給付として子ども1人あたり月5000円が支給されてきた。しかし今回の決定で、2022年10月分から支給が廃止される。

キャリコネニュースには、高い税金を払っている高所得世帯からさまざまな意見が寄せられている。(文:コティマム)

「税金は高くて嫌にもなるけど、甘んじて払っています」

大阪府の40代男性(マスコミ系/正社員/年収1100万円台)は、税金を払っていても恩恵を受けられない現状に不満を抱く。

「子どもの医療費助成や就学支援金の資格喪失。家計の足しに妻が働けば課税対象となり、働くだけ空回りする状況」

4人の子どもを持つ東京都の40代男性(サービス系/正社員/年収1400万円台)は、高い教育費に頭を悩ませている。

「子どもの受験費用のために働くよう妻を説得したけど、専業主婦だから保育園に入れず待機児童に。子どもを塾の合宿に行かせるか、日曜日特訓に行かせるか、家計簿とにらめっこの日々です。税金は高い。保育してもらえない。そして子どもの扶養控除がない。さらに児童手当も打ち切り予定」

税金を払うことにはしぶしぶ納得しているが、「子ども関連でかかる手当や支援に差をつけることはおかしい」という声も寄せられた。

「税金を納めるのは、まあ仕方ないと思えるようになってきた。しかし行政からの支援に差があるのは疑問。特に子ども関連は差をつける必要はないのでは?」(東京都/40代前半/男性/IT・通信系/正社員/年収2100万円)
「税金は高くて嫌にもなるけど、甘んじて払っています。ただ子どもに関するものは一律平等にしてほしい」(静岡県/40代後半/女性/その他/正社員/年収1100万円台)
「高校無償化対象外の娘が、授業料の請求書を学校で渡される。授業料滞納の督促のように見えてしまい、無償化対象の同級生から不審がられる始末。本当にアホらしい国だ」(愛知県/40代後半/男性/専門コンサル系/個人事業主/年収3000万円台)

努力の末に収入を上げてきた高所得世帯。「収入があるからすべて自分たちで賄えるだろう」と思われがちだが、彼らは高い税金を支払っていることを忘れてはならない。子どもの教育や医療関連の助成に差が出てしまうのは、やはり不公平に感じるだろう。

※キャリコネニュースでは引き続き「税金が高くて怒っている人」「男だから」「女だから」自分の性別がマイナスになっていると感じたことなどのアンケートを実施しています。

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