「夫婦で財布を別にしているので、世帯年収という感覚はないですね」と語る女性。気になる懐事情については「すでに私は4500万円くらい貯金があって、退職金も3000万円以上は出ます」と明かす。

「欲しいものも、行きたいところにも、ほとんど不自由はしていません。あまり我慢しなくても、いい生活が送れています。ただし普段は質素です。毎日の夕食は、見切り品の野菜や魚を買ってきて自炊。家族での外食は、1人2万円くらいの店に行くことも。私が食事代を支払うこともあります」

とはいえ、悩みが皆無なわけではない。「夫は貯金がなく、年金も微妙なので……。自分だけなら何の問題もありませんが、そこはやや不安ですね」と綴っていた。

メーカーに勤務する神奈川県の40代女性は、世帯年収4000万円。ダブルインカムで、夫婦共に管理職のポストに就く身だ。お互いに仕事が多忙なため「週2～3回の頻度で家政婦を雇っています」という。

「子どもが1人いて、インターナショナルスクールに通わせています。それとは別に月20万円の習い事も。車は350万円ぐらいの国産車です。趣味は旅行ですが、その際の飛行機や新幹線はエコノミークラスを使います。到着時間が同じなら、アップグレードにお金を払う価値はないと思っているので。ただしホテルは基本、5つ星に泊まります」

「卵に金をかけたところで、高いだけの価値があるのか分からない」

宮崎県の40代男性は夫婦で開業医をしており「仕事が充実し満足しています。ただ忙しくてお金を使う暇がないので、部屋に露天風呂がある温泉宿でゆっくりしたい」と希望を語る。意外にも、普段の生活は質素だという。

「買い物をする際、あえて値段の高いほうを買うことが多い妻。私からすれば、卵に金をかけたところで、高いだけの価値があるのか分からないけど。果物も毎回2000円くらいするものを買っているので、子どもも自然とそれを食べる。でも『子どもなんて安い果物でいいんじゃないか？』と思ってしまう」

そう語る男性だが、「100グラム1000円ほどの国産牛でビーシチューを作ると、柔らかくて非常においしいですね」と絶賛。

ほかには、

「世帯年収約3000万円の常勤医です。経済的に余裕はあるものの、仕事が忙しすぎます。常に『仕事を減らしたい』と考えていますが、ニーズが高いため、なかなかそうもいかない現状」（30代既婚男性／奈良県／子ども3人）

といった声も寄せられた。

※キャリコネニュースでは引き続き「あなたの世帯年収への不満を教えてください」などのアンケートへのご回答を募集しています。

—–

【あわせて読みたい】
世帯年収1300万円の40代男性「普段はユニクロで十分だが、お出かけ時は割引品のノースフェイス」
「妻が働かない。離婚したい」世帯年収800～1000万円、家族関係に不満がある人の声