世帯年収1000万円超えの暮らしは? 「普段の外食はマック程度」「2人目を産む勇気はないです」 | キャリコネニュース
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世帯年収1000万円超えの暮らしは? 「普段の外食はマック程度」「2人目を産む勇気はないです」

教育費で倒れそうになりました

教育費で倒れそうになりました

厚労省の国民生活基礎調査によると、「児童のいる世帯」の年収平均は745万円(2018年)だった。では、世帯年収が1000万円を超えてくるとどんな暮らしぶりになるのだろうか。世帯年収1000万~1400万円で、子育てをしている人たちのリアルな声が編集部に届いている。

兵庫県の30代女性(正社員/世帯年収1200万円)は、

「今は子ども1人です。贅沢はできないけど、余裕を感じています。でも、2人目を産む勇気はないです。子どもが2人いたら、今の収入では足りないでしょうから」

とコメント。神奈川県の50代男性(正社員/世帯年収1400万円)からは、

「子ども4人が、ほぼ年子状態。今は1人が家に残り、家族3人で暮らしています。普段の生活は極力質素で、外食はマック程度。高校に3人が同時に通っていた時期は、教育費で倒れそうになりました」

という声が寄せられている。どうやら、必ずしも余裕があるというわけではないようだ。他の声もみていこう。(文:鹿賀大資)

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「ケチケチするくらいなら稼いだほうが」

福岡県の30代女性(専業主婦)は、世帯年収1100万円。夫は個人事業主をしており、2人の子どもを含め家族4人で暮らしている。現在の住居はリノベーションを施した中古の持ち家。車は2台所有しており「いずれも新車で購入」したという。

「外食は毎週土日、ファミレスやチェーン店に行きます。月に1度は金額を気にせず、行きたいお店で食事をします。夫婦共に買いたい物は買う主義なので、貯金はほとんどありません。上の子が高校生になるので『ちょっと生活を改めて貯金をしなければ』とも考えているところです。ただ、ケチケチするくらいなら稼いだほうが早いとも思っていて、夫婦で新たな事業を模索中です」

「パートで手取り月10万円だった頃より苦しくなっています」

千葉県の40代女性(派遣社員)は、夫婦共働きで世帯年収1000万円だ。夫婦と公立高校に通う長女の家族3人で暮らしている。大きな誤算は、大学生で一人暮らしをしている長男のアルバイトが、コロナ禍でなくなってしまったこと。いまは女性が働いた分すべてが長男への仕送りに回っている状況だという。

「税金と社会保険料で月5万円ほど引かれ、私の手取りは月20万円です。そこから学費の月10万円と、家賃+生活費の月10万円ですべてなくなります。下の子も高校生になったので児童手当が終了し、学費も無料ではなく自費に。その結果、パートで手取り月10万円だった頃より苦しくなっています」

外食はよくて月1回のラーメン店、映画は半年に1回程度。普段の食事については「晩ご飯は主食と主菜1品、それとスーパーで狙い落とした値下げ品です」と明かす。そのほか住居については、

「中古物件を15年ローンで購入しました。残りの返済期間は10年です。車はトヨタのワンボックスを半年前に8年ローンで購入。ちなみにマイホームを買う前は会社の賃貸借り上げでしたが、購入後は住宅手当をもらっています。それで年収は100万円ほどアップしたものの、税金が跳ね上がっているので、手取りは賃貸時代と変わっていません」

と綴っていた。

※キャリコネニュースでは引き続き「あなたの世帯年収への不満を教えてください」「夏のボーナスいくらですか?」などのアンケートを募集しています。

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