「女性に年収400万を求めるのは高望みですか?いくらなら妥当ですか?」20代男性の質問に注目集まる | キャリコネニュース
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「女性に年収400万を求めるのは高望みですか?いくらなら妥当ですか?」20代男性の質問に注目集まる

「20代前半であれば300万がやっとな人もいます」

「20代前半であれば300万がやっとな人もいます」

ここ数年、女性にも経済力を求める男性が増えてきたように感じる。掲示板ミクルに8月下旬、「結婚相手に求める収入はいくら?」というスレッドが立ち、注目を集めた。スレ主の男性は、20代後半に入ったこともあり「次に付き合う人は結婚できる人がいい」と考えている。先日、どんな女性がいいか友人と話していて「年収400万円欲しい」と言ったところ、「いやいやそれ言う男は駄目だろ」とダメ出しされたとのこと。

スレ主は、別の婚活情報を見ていて400万円でも少ないという認識だったそうだ。友人の言葉を意外に感じたようで、

「自分の年収だって500万程度で大差ないので、彼女にも稼ぎがあれば安心だと思ったんです。女性に年収400万を求めるのは高望みですか?いくらなら妥当ですか?」

と問いかけた。すると…。(文:okei)

「女性で年収400万円だと専門職以外は難しい」という声

このスレッドには、「20代女性で、年収400万円も稼いでいる人は限られている」という指摘が相次いだ。

「20代前半であれば300万がやっとな人もいます」
「年齢が上がれば正社員で400万貰えている女性も増えますが、妊娠を期待するような若い女性だと難しいかもしれません」

また「看護師さんなどの専門性が高い職業や公務員の方」は別として、一般的な事務職や会社員は年収350万円前後だという指摘も。

国税庁の「民間給与実態統計」によれば、20代前半女性の平均年収(正規・非正規含む)は248万円、20代後半で328万円だ。その後は年齢を重ねても400万円までは達しない。

ちなみに正規雇用の女性全体の平均額は 389 万円、非正規は152 万円と大きな開きがある。女性は結婚や出産などライフステージの変化によって仕事を辞める人や、復職しても時短やパートなど非正規で働く人が少なくないためだろう。そうした理由から、スレッドの回答には、

「フルタイムで働く女性を希望するなら家事育児は平等に分担である必要がありますね」

と釘を刺す人も。つまり、結婚した女性がフルタイム正社員の仕事を続けられるかどうかは、夫の協力が必須ということだ。加えて、子育てをするなら、その職場が産休育休を取りやすい風土かどうかも関係する。

そうした緒条件も考えると、20代から年収400万円でその額を維持、または上昇させ続けられる女性に出会える確率は、そう高くないように思える。スレ主の希望は、確かに高望みかもしれない。

されど年収500万円、本腰で婚活すればモテモテなのでは?

しかし、ことスレ主の「婚活がうまくいくか」という点でみれば、年収500万円のスレ主は婚活の場で大人気、良い人に巡り合える可能性が高いのではないだろうか。

昨年、婚活女子が望む”普通の人”の定義は、「星野源みたいな容姿で年収500万円以上、かわいいね、ごめんねが言える人」というキャリコネニュースの記事が話題になった。かなりの高収入でも超イケメンでもなくていいけれど、「年収500万円くらいの気配りができる男性」は、婚活女子の間で人気らしいのだ。

また、婚活総合サービスのIBJが昨年発表した「お見合い白書」によれば、婚活で最も成功した男性の年収は「500~600万円」だという。

もちろん結婚相手は年収だけで決められるものではないが、婚活は「条件」ありきの面があることも確かだ。そもそもスレ主も、女性に経済力を求めた時点で自分も年収でジャッジされることは分かっているのでは。

【参照元:掲示板ミクル https://mikle.jp/】

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