メーカー(素材・医薬品他)の契約社員として働く女性は、世帯年収400万円で子どもはいない。現在の家計状況について、次のように打ち明けた。
「家賃が月6万円、光熱費が月1万円、スマホとWi-Fiで月6000円。自分に使えるお金は、食費や医療費を含めて月3万円。ほかは両親の生活費と貯金」
かなり厳しいやりくりを求められるようで、
「食材は値引き品のみ。服やカバンは中学校からの着回し。化粧品は無料サンプル。欲しいものはジモティーやメルカリで中古品を。生活のすべてを節約しないと生きていけない」
と嘆く。20代女性が新しい服も買えず、中学生からの服を着続けているとは痛ましい。なぜ両親を養っているのかは不明だが、やむを得ない事情があるのだろう。女性はそんな自身の境遇を踏まえ、
「世帯(年収)といっても、子ども、親、兄弟、親族などを何人養っているかで、(生活が)苦しいかどうか変わると思う」
と意見を述べていた。