今のところ余裕のある暮らしを送れている男性夫婦だが、それは「妻がフリーランスのため、(事業関連の出費を)経費として計上しているからできているところが大きい」という。
「私自身はこれ以上の所得のために頑張っても税金が大きく、労力に見合わない(賃金の)労働を強いられるので世帯収入としては頭打ちといったところ。あとはもういかに妻名義で副業をして、贅沢費を経費計上するか、贅沢分を稼ぐだけになってます。ルーチンワークから外れ、やりがいのある仕事をしたい、チャレンジしたい気持ちはあるのですが」
男性は現在感じている不満を次のように綴り、投稿を括った。
「頑張っても所得税が重すぎて、結果としての実感が湧きにくい点は大いに不満ですね。妻も働いて稼いでも経費使わなきゃと思って、同じ悩みを抱えてますが、重すぎる所得税に『老後の不安もないし現状でいいかな』と話し合うたびになあなあで終わります」
高所得者には高所得者なりの悩みがあるようだが、このご時世で生活維持や老後の不安がないことは、かなり幸せなことではないだろうか。