女性は現在の賃金に対し、感じていることを率直に綴った。
「仕事は楽しいけれど持ち帰りの仕事も多いし、土曜日出勤もあるのでなんとも言えない気分です。2月から保育士など賃上げすると言っていたが、結局支給されていないし一生(賃金は)上がらないんだろうと思います」
「今は旦那と暮らしていて生活に困ることはないが、今後産休とか取っても私の手取りが少ないので、(産前産後・育児休業給付金の)支給額もほんの少しなのかなと思うと少し残念」
保育士に限ったことではないが、仕事の楽しさややりがいだけで生きていくことはできない。生活を考えれば、仕事に見合う賃金が欲しいと望むのは当たり前のことだ。女性は、
「旦那もそんなに給料が高いわけではないので、子どもができたりすると不安ももっと増えると思います」
と懸念を綴っていた。
保育士が減ると困る人は大勢いるだろう。働き盛りの子育て世帯のためにも、保育士の待遇改善がより一層求められる。