今は手取りが少なくても、長く勤務すれば給与は上がっていく可能性はある。ところが女性は「昇給も年に3000円ずつしか上がらない」とこぼす。
「この先、手取り20万円にようやく達する頃には30代に突入する計算になる。30代になってようやく手取り20万円は、さすがに恥ずかしくて老後が不安になります」
また女性は、自身の仕事について「時短勤務やパートとして働く分には、お小遣い稼ぎとしてなら良い仕事」と評し、
「私のような独身で一人暮らしをしている人にとっては、生活もギリギリという感じです」
と嘆いた。
将来的に十分な給与を得られないことがわかっているのであれば、転職するのも1つの手だろう。女性は「転職を考えてはいる」と前置きしたうえで、実行に踏み切れない理由を次のように説明した。
「ボーナスは1回につき4~5か月分もらえて年2回なので、それなりに良い。月収で見ると低収入だけど、年収で見ると事務仕事だがそれなりにもらえているほうなのかな?とは思います」
女性の年収は300万円はあるようだが、業績に左右されるボーナスよりも「基本給を上げてほしい」が本音なのだろう。