手取り17.5万円の20代女性「食費を削りながら貯金してます」 | キャリコネニュース
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手取り17.5万円の20代女性「食費を削りながら貯金してます」

画像はイメージ

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年功序列の会社では、20代のうちは給料が手取り20万円を切ることもざらだ。メーカー系の会社で働く20代前半の女性(神奈川県/正社員/未婚)は「手取り17万5000円。食費を削りながら貯金をしている」とカツカツの生活を送っている。

「少なすぎるとは思っていないが、やりたいことをしようと思うと残業をして残業代を稼がないといけない。また、同棲をするために引越しを考えているが、引越し費用がかなりかかるため足りないと感じている」

女性が同棲を実現するまでの道のりは、まだまだ遠そうだ。(文:福岡ちはや)

※キャリコネニュースでは「手取り20万円以下の人」にアンケートを実施しています。回答はこちらから https://questant.jp/q/94ZJP3D8

勤続10年で手取り16万円の20代女性「夜勤をこなしてこの給料は安すぎる」

勤続年数が長くても、高卒者は大卒者に比べ給料が少ない傾向にある。手取り16万円で働く20代後半の女性(愛媛県/その他/正社員・職員/既婚)は、

「高校卒業してから10年同じところで働いています。数年前に夜勤手当が少し上がったり遅番に手当が付いたりしたけど500円だけです。生活はできるけど貯蓄は難しいので、もっと違う職種につきたいし夜勤をこなしてこの給料は安すぎる」

とこぼす。

自動車の部品メーカーで働く20代後半の女性(静岡県/正社員/未婚)は「高卒で入社して8年目」だが、手取りはわずか12万5000円。その背景にはコロナ禍の影響もある。女性は、

「コロナにより売上が激減。赤字にならないように残業は禁止、ボーナスは3年連続カットされています」

「社宅に住んでいますが、年齢上限があるので住めるのはあと5年。この会社に将来性がないこともあり、もう少し待遇の良い会社への転職を考えています」

と会社に見切りをつけようとしていることを明かした。若い人材を失うのは会社にとって大きな痛手だ。まずは安すぎる給料を見直さなければ、人を定着させるのは難しいだろう。

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