一方で、より多くの職場でみられるのが、暑がりの人と寒がりの人の対立だろう。関東地方に住む40代の男性は、自身の職場をこう語る。
「暑がりと寒がりが混在しているので暑がりの人に合わせて温度設定して、寒がりの人は冬の装い(部屋の中でコートやダウンジャケット・防寒具)です。 暑がりの人はそれ以上脱ぐ事ができないので、暑がりに合わせるしかないという考えです」
「寒いなら着ればいい」という理屈は、多くのオフィスでまかり通っているかもしれない。かと言って、室内でダウンジャケットを着込まなければならないほどの温度設定は、果たして適切と言えるのだろうか。屋外との気温差で体調を崩しそうだ。
熱中症のリスクを放置することは、事業者の「安全配慮義務」に違反する可能性も出てくる。かといって、寒すぎれば別の健康被害が出てくる恐れもある。誰かの快適のために誰かが犠牲になるというのではなく、職場全体で概ね納得できる温度設定にできると良いのだが。
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