親から「事務正社員こそ一番楽だから」と追い詰められた結果 ブラック企業で心身を壊した女性

画像はイメージ(AIで作成)
「正社員なら安心」「事務職が一番」という親の思い込みが、かえって子どもを追い詰めてしまうこともあるようだ。
投稿を寄せた福岡県の40代女性(事務・管理)は、約20年前の「ニート期間」の苦い記憶を振り返る。当時、卒業直前に病に倒れ、治療をしながら資格取得を目指していた女性だったが、家族の無理解に苦しんだという。(文:篠原みつき)
「治療のことなんて1ミリも興味関心なかった」
女性は当時のつらい状況をこう打ち明ける。
「両親もほかの兄弟たちも『いつ資格取得するんか?』『いつ就職するのか?』と、口を開けばそればかり。治療のことなんて1ミリも興味関心なかったどころか、早く就職しろと急かすから本当に大変だった」
その後、秋に資格を取得した女性だったが、今度は母親から「事務の正社員募集を受けろ」と、まくし立てられた。
「ほかの仕事もやってみたいと言っても、『事務正社員募集なんてなかなかない! 事務正社員こそ一番楽でお給料もらえるんだから』と話にならず、泣く泣く受けることに」
意に反して受けた会社だったが、結果的に採用された。しかし、そこはとんでもないブラック企業だったのだ。
病気が再発しても「頑張れ、頑張れ」と休むことも許されず
劣悪な労働環境のためすぐにでも辞めたかった女性だが、家族や親族、さらには周囲の友人からも「事務の正社員だから」とプレッシャーをかけられ続けたという。
「たとえ病気が再発しても『頑張れ、頑張れ』と言われて休むことも許されず、とうとう心身壊して倒れてしまうが、それでも『歯ぁ食いしばってでも頑張れ』としか言わないので話にならなかった」
周囲の勝手な思いに振り回された女性は、休むことすら許されず、心身を極限まですり減らすことになってしまった。しかし、そんな過酷な日々から救い出してくれる出会いがあった。
「後年出会うてプロポーズしてくれた旦那が『家に入れ』と言うてくれたことが何よりの救い」
と、女性は振り返る。パートナーとの出会いが人生の大きな転機となったのだ。現在、女性は無理のないペースで働き、穏やかな日々を送っているようだ。喜びをこう書いている。
「今は、扶養内パートとして経験を評価され、ちゃんと休めて残業代も出るし有休も取れる超大手のパートで仕事できている事が嬉しい」
※キャリコネニュースでは「ニート期間があった人」をテーマに投稿を募集中です。回答はこちらから https://questant.jp/q/6MISQYV3
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