エン・ジャパンは3月23日、「面接辞退」に関する調査結果を発表した。調査は1~2月にネット上で実施し、同社運営の転職支援サービス利用者1万2639人から回答を得た。
「転職活動の面接を辞退したことがある」(28%)という人は3割近くにのぼった。辞退理由を聞くと、最多は「応募後に再考し、希望と異なると判断したため」(44%)だった。
「正社員希望だったのに条件が契約社員だった」
このほか、上位には「他社で選考が進んだ・内定を得たため」(37%)、「ネット上で良くない評判やウワサを知ったため」(31%)といった理由も。回答者からは
「正社員希望だったのですが、面接前日に来たメールを見ると、条件が契約社員であったため面接を辞退させて頂きました」(30歳女性)
「早く就業したかったが、面接の回数が多い上に連絡が遅く、他社の募集を探していた。ちょうど条件の良い会社があり、連絡後、翌日面接、翌々日には内定を頂きそちらに決めました」(41歳女性)
「入社前の説明と、入社後の状況があまりにも違いすぎると口コミがあり辞退しました」(30歳男性)
といった声が寄せられた。
また、辞退を決めたタイミングを聞くと、最多は「面接日程が決まってから、面接日の前日まで」(42%)だった。次いで「面接の連絡が来てから、面接日程が決まるまで」(39%)、「応募後、企業から連絡が来るまで」(24%)と続き、中には「面接当日」(8%)という人もいた。