一方、単純作業をやっていて良かったというコメントも散見された。
「ファミレスの洗米。大量の米を洗って炊き、空の寸胴を洗うのが主。暇な時間は在庫が減ってる品を補充とか」
「工場のライン作業 。黙々と細かいことするの好きだから合ってた。化粧品の新製品見るのも楽しかった」
刺激を求めず、に淡々と同じ業務を繰り返す仕事が向いている人もいる。自分の性格を理解した上で求人を探すと、ストレスなく働ける仕事が見つかりそうだ。
「今の仕事。営業アシスタント。ある程度、自分のペースで仕事できるし、先回りして仕事すれば営業に感謝される」
「クリーニングの店員。忙しい時期は死ぬほど大変だったけど、他人の物だけど服が綺麗になって返ってくると嬉しかったし(カビのすごかった革ジャンが一番感動した)」
達成感を覚えられたり、感謝されたりする仕事にやりがいを持っているという声も多かった。働きがいを日々感じられる仕事に就けると、多少つらいことがあっても乗り越えられるようだ。
また、他にも
「市役所の市民税課。税金のことがよくわかってよかった。『この人これしたらもっと税金安くなるのに…』って人が結構いた」
と仕事を通して知識を得られることに満足している人もいた。こうしたコメントを見ていると、仕事はお金を稼ぐだけの営みではないことに気づかされる。
大人数の職場は「人間関係が楽」
中には「社外の人とやり取りをしない事務職。ストレス半減どころか9割減」と人間関係を重視する指摘も相次いだ。
「とりあえず大人数いるパートは楽だった」
「大人数のとこはあまりお互いに干渉もないし保育園から呼び出しで帰らないといけなくなっても抜けやすかった。気付いたら帰ってる人がいっぱいいる」
従業員が多いと、人間関係のいざこざが起きにくいからか働きやすいようだ。逆に「一人事務。人間関係が楽だった」といった指摘もあり、大人数か、超少人数の職場だとストレスフリーで働くことができるのかもしれない。